情報の洪水の中で、何を選べばよいのか?

anonymous person with binoculars looking through stacked books

インターネットで世界が繋がって、SNSを使うのが当たり前になった昨今、ネット上には様々な情報があふれかえっています。

例えば、新型コロナウィルスのワクチン接種に関しても、ネット上には賛成反対、いろいろな情報が出てきます。

ニュースで報道されることが、必ずしも正しいわけではない、と知ってしまっている現代に生きる私たちは、玉石混合、さまざまな情報の洪水の真っ只中にいます。

そして、最終的な判断は一人一人にゆだねられている、そんな現在地ですよね。

いったい、何を基準に判断したらよいんだろう?

できれば、正しい判断をしたい。でも正しいって何だろう?

そんな風に思う場面も、多いのではないでしょうか。

「この人の言うことを聴いておけば間違いない!」

という人がいればよいのですが、そんな人を見つけること自体も難しいし、変化の速い時代です。その人の言うことがいつも正しいとは限らない、とうっすらわかってしまうのも、この時代の特徴だと思います。

ではどうしたらよいのでしょうか?



そんな時は、まず自分の中で、今ここ何を優先するかが明確になっていることが大事です。

優先順位が明確になるには、今まで、自分自身が何を優先して生きてきたのかをちゃんと知ること。

そして、自分自身だけではなく、人間が、今までどのような仕組みで優先順位を決めてきたのか、

その仕組みを理解すること。

そして、理解が出来たら、一旦、その仕組みの外に完全に出て、まずは、まっさらな土台に立ってみること。

そこから、自分の意志で、新しく優先順位を決めること。これもまた、仕組みに沿って。


この順番で、新しい基準を創れたなら、

シンプルに、今ここ、どんな情報を選択すればよいか、その優先順位や、

そして様々な情報をどう扱い、解析すればよいかが見えてきます。

仕組みに沿って理解することで、誰かの言っていることを盲目的に信じたり、依存したりせずに、自ら意思決定することができるようになります。

優先順位の決め方については、令和哲学チャンネルにヒントになる動画があったので紹介しますね。

人間共通の仕組みをしるコンテンツはnOUで、ご自身の優先順位を決めている判断基準・無意識に働くエンジンを知りたい方はそらまめにご相談下さい。



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もっと自由に生きたい、と思ってはいけないのか?

もっと自由に生きたい。

もっと自由に羽ばたきたい。

今いるところが、とても窮屈に感じてしまう。

そんなことってありませんか?

以前の私は、

・実家を離れる高校時代まで
・バイトして好きなことして、やりたい!と思いつくことはほぼ一通りやったバブル真っ盛りの大学時代
・順調に就職して経済的にも自由、毎年海外旅行に行くのがお約束の会社員時代

といった、人生のどんなシーンでも、「もっと自由に生きたい」そう感じていました。

客観的に見て、どんなに自由を謳歌していたとしても、いつも何かに縛られている感覚。


自分を縛っているもの。それが、「自分自身」だと気付いたのは、20才のとき、憧れの国、アメリカに1.5カ月のホームステイにいった帰りの飛行機の中でした。

なぜ、その時、それに気付いたかというと、当時の私は、「自由の国アメリカ」にものすごく憧れを持っていて

「この閉塞感、閉塞的な気分は、アメリカに行けば解消されるに違いない!だって、アメリカは自由の国なんだから!」

と、かなり本気で思っていたのです。

でも、実際行ってみると、そこで感じたのは

「ん?なんか思ってたのと違うぞ?」

という違和感でした。

もちろん、さばさばしていて、細かいことは気にしない、言いたいことはハッキリ言い合う、といった、いつも堂々としてあっけらかんとした感じに、日本との違いは感じました。でも、私にとっては、それが「自由であること」とは直結しませんでした。

逆に、アメリカに行って、短期間ですがアメリカ人と一緒に生活したことで、日本人としての「感覚の違い」(例えば、言わずに察する、まず相手に気を配る、等)を明確に実感して、しかもそちらの方が心地よいとまで感じて、「あ、私は日本人なんだ」と初めて自覚したのです。

ちょっと思い出話が長くなりました(笑)

はじめに戻って・・・


もっと自由に生きたい!と思うこと。

それは、全く悪いことではありません。

逆に、自由に生きたい!と思い、20才で、環境を変えれば自由になれるわけじゃない、自由にさせていないのは、自分自身だと気が付き、自分の変化が必要だ、と悟った私も、

その自分自身から本当に自由になれるメソッドと出会えたのは、それから10年以上後のことでした。

その10年以上の日々は、今思うと、絶望の連続でした・・・(汗)

でも、そのひとつひとつの絶望は、本当の絶望ではなく、ある意味、究極の絶望(=究極の問題一点)の副産物だったんだ、とうことが今ではよくわかります。

その、本当の絶望に出会えて初めて、

長年追い求めていた、「自由」と出会うことが出来ました。

自由を追い求めたからこその出会い。諦めない限り、必ず出会うことができます。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

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トップアスリートでさえ心を統制できないのはなぜ?

people standing on blue and green tennis court

先日、大阪なおみ選手が、全仏オープンを棄権しました。

記者会見を拒否し、その理由として、うつを告白し、大会を棄権することに。

大坂なおみなぜ棄権?会見ボイコット発言の英語原文と反応まとめ

このニュースを聞いて感じたことは、

心身を鍛錬し続けてきたトップアスリートでさえ、コートの外ではうつに悩まされる、つまり、感情を統制することがどれだけ難しいのか、ということです。

試合でピンチのときにも気持ちをコントロールして、自分自身の能力を最大限に発揮できるように普段からトレーニングしない限り、世界のトップになるということは難しいでしょう。

そんな鍛錬を、日々、人生のほとんどの時間をかけてトレーニングしている大阪なおみ選手のようなトップアスリートでさえ、感情をコントロールできない、不安にさいなまれる場面がある。

なぜ、感情をコントロールすることは、こんなに難しいのでしょうか?



以前、大活躍していたお笑い芸人の方が、急に心身の不調を理由に長期休養をしたことがありました。

そして最近では、若いころと変わらずに活躍し続けてきた女優さん、深田恭子さんも、適応障害ということで、休養されるというニュースが流れました。

このことは、一見、とても強いメンタルをもっていそうに見えるトップアスリートや、長期に渡って活躍し続けているタレントの方も、

何かの条件が変われば、感情の統制が難しくなってしまう、という具体例だと言えます。

nTechでは、人間は、幼少期に経験したショックな場面によってつくられたエンジンによって、無意識でアクセルやブレーキを踏んでしまう、そのような仕組みがあると言っています。

それが、感情と、とても密接に関係しています。

幼いころに一度できてしまったエンジンから自由になれず、感情に振り回されてしまう。それを、人生で何度も繰り返してしまうのです。

人間の仕組みが分かり、その外に出て、自分が無意識にどんなエンジンをもって生きているのか全体像が見えた時、初めて、感情のコントロールができるポジションに立つことが出来ます。


それには、まずは、今まで、一体何が問題だったのか?を知ることから。

自分のせいでも、相手のせいでもなく、実は人間だったら誰もが共通して抱えていた問題、その根本的な問題一点を知ることです。

そして、その問題を知らずに生き続けることが、もしくは知ったとしてもその問題を正しく認識できずに生き続けることが、今の、そして未来の人間にとってどれだけ絶望的なのかを「正しくイメージできること」がとても重要です。


今日も読んで頂いて、ありがとうございました。



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そもそも、悩みとは、どこから生まれるのか?

今日は、悩みがうまれる原因について、書いてみたいと思います。

このブログでも、30代や40代の女性の悩みをご紹介してきましたが、私たちの頭の中には日々、いろいろな悩みが生れたり、消えたりします。

ひとつの悩みが解決したと思ったら、しばらくすると、また別の悩みが生れたり、

別の悩みと思っていたら、あれ?なんだか以前と同じことで悩んでる?私?

と気が付いたり。

人生は、そんな風に、次から次へと悩みが襲ってくる、そんなもんでしょ。

とあきらめの境地になったり。

私も、以前は、そんな「悩み」に明け暮れる日々を過ごしていました。



では、そもそも、この「終わりなく悩みが生まれる原因」とはなんでしょう?

悩み、というものは、シンプルに考えれば

【理想と現実のギャップ】

と言えます。

「こんなはずじゃない!」

と思うのも、「理想の状態」のイメージがあればこそ。

もしも、今が最高!といつも思っていれば「こんなはずじゃない」という言葉自体、うまれてきませんよね?

となりの芝生は青い。という言葉にもあるように、理想はそっち(隣の芝生)だ、ここにはない、と思ってしまう。

ここまで読んでみて、どうでしょうか。

そうかそうか。「となりの芝生は青い。」ついうっかり思っちゃったな。自分の芝生、自分の足元の幸せを、ちゃんと認識しよう!そんな風に思った方もいますよね。

でも、そう頭では分かっていても、なかなかやっぱり、自分の足元を幸せと、100%思えないのが私達人間です。

今ここ、今おかれている状況そのものを、丸ごと全肯定できたら、それはそれはいつも満たされている状態になれるし、スッキリしそう。でも、そんな方法、一体あるんだろうか?

そう思われる方がほとんどじゃないかと思います。


では、どうしたらよいのでしょうか?

この現実は相対世界。かならず「2つ」があります。

例えば、理想と現実。これも相対する2つ。

つまり、理想と現実のはざまをさまようよう、つまり理想と現実を行ったり来たりするように、そもそもできているのが、相対世界。

つまり、相対するものを一つにできない限り、この行ったり来たりは終わりません。

そのためには、まず、この相対世界が生まれる前、もともと「2」でなく「1」だった、その出発にもどることです。

出発に戻るための一番大切な第一歩。それは、今まで人間が当たり前に使ってきた「脳」、実は、この脳機能に、そもそも限界があったことを知ること。

悩みの根本原因を発見できることが、悩みをオールクリアするスタートになります。



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フードロスについて、思うこと。

assorted sliced fruits in white ceramic bowl

先日、「日本のフードロスは、年間800万トン」というニュースを見ました。

800万トン。とてつもない数字でイメージがわきません。

農林水産省の統計でみると、国民一人当たりが、一年間に食べる量は、458.9kg(1日当たり約1.3kg)。

800万トンを単純に割ると、なんと、約1750万人分の食料に相当する量が廃棄されていることになります・・・

なんという無駄。

少し調べてみたら、世界の食糧問題について、とても分かりやすく書かれているサイトがありました。

このサイトの中には、以下の記載もありました。

・世界では毎年、食用に生産されている食料の3分の1にあたる13億トンが捨てられています

・たとえば、ハンバーガー1個に使われている小麦や牛肉を生産するためには999リットル=2リットルのペットボトル500本分の水が必要です

https://worldfoodday-japan.net/world/


私たちは、どのくらいの地球上の資源を消費して、食料を得ているのでしょう。しかも、世界規模で見れば、その資源の1/3をただ無駄にしていることになります。

このままのライフスタイルを続け、人口が増え続けたら、以前から言われてきたことですが、人間によって地球環境は破綻するでしょう。それを防ぐために、地球は自浄作用に傾く。とすれば、地球が危機感から、人間の活動をストップさせるために新型コロナウイルスというものを生じさせた、といった解釈も納得できます。

では、私達人間は、今の当たり前のライフスタイルの、何を、どこから、どのように変えて行けばよいのでしょうか。

このライフスタイルが始まったのは、フランス市民革命、産業革命以降でしょう。

つまり、西洋でルネサンスが起こり、科学万能主義に人間の文明が切り替わったところから始まっています。

6/2の令和哲学カフェでは、科学技術の終焉と、哲学の時代のはじまりについてディスカッションが展開されていました。

科学とは何か?哲学とは何か?それぞれの役割とは何なのか?

科学と哲学がそれぞれが、対称性で語られ、非常に深まるものがありました。

科学技術を追求し続けてきた人類の生活は、ものすごく便利になり、いろいろなものが、簡単に安い値段で手に入るようになっています。ですがその反面、心は孤独な人が増え、ウィルスによって家の中に閉じ込められ、さらに人間よりも賢いAIまで登場してしまって、多くの人は無用者階級に落ちると言われています。

さらに、貧富の格差も含めて二極化はどんどん進み・・・。そのように、今、人類は完全に、あるべき方向性と行き場を見失っています。

人間を幸せにするはずだった科学技術が、人間をここまで追いつめている。

便利さを追求し続けたら、いつのまにか、なんだかとても心が不自由な世界になってしまった。

西洋哲学は、これまで、科学技術の後塵を拝してきました。なぜならば、飛躍的に発展してきた科学(数学・物理学)を包含して説明、整理整頓できる「哲学」が生れていなかったから。

令和哲学は、最先端の数学、そして物理学も、一つの数式と、シンプルなイメージを使って説明しています。人間とは何なのか、人間の認識メカニズムは、どこから、どのように生まれているのか、そして、目の前の現実・現象は、どのように成り立っているのか、それらを、明確に語っています。

だからこそ、脳機能の限界を語りながら、その脳を中心に発展してきた今までの全ての学問は、中途半端であると言い切って、基準点を脳の外、白紙に戻したところから、新しい認識方式でスタートしましょう、と伝えています。

哲学の役割は、今までのすべてにノーをすること。

時代をけん引できる、新しい哲学は、すでに日本から生まれています。

今日も、読んで頂いて、ありがとうございました。


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なぜ、分かってもらえないのか?伝え方よりも大切なこと。

upset diverse women near wall

・伝えたいことが上手く伝わらない。
・何度言っても分かってくれない。
・相談した結果、上司の出してきた解決策が的外れでショックを受けてしまった。

そんな経験、ありませんか?

なぜ、こちらの伝えたいことを分かってもらうのは、こんなに難しいのでしょうか?

伝えたいことがなかなか伝わらない、その理由とはなんでしょう。

伝えても分かってもらえないと、それが深刻で繊細な内容であればあるほど、心は傷付き、そのうち、伝えること自体あきらめてしまったり、ひとりで何とかするしかないと思いこんで頑張るしかなくなり、それを続けた結果、どんどん孤独になって、無意識にため込んだ怒りがあるとき爆発してしまったり、これ以上我慢できないと、もうその環境から逃げ出すしかなくなったり・・・

そんな風になってしまうくらい、「伝わらない」「分かってもらえない」このことは、簡単には無視してはいけない問題です。

そこで、「分かってもらえない」そのことに、二度と傷付かないようになるために、どうしても読者のみなさんに知っておいてほしいことがひとつだけあります。

それは、「分かってもらえない」のではなくて「そもそも分かることが不可能だった」ということ。しかも、それが人間共通の、とてつもなく大きな課題だった、とうこと。



なぜ、そう言い切れるのかと言えば・・・



人間は、生れてから今まで、1分1秒たりとも、同じ画面をみている人はいません。

別々の画面をもとに別々のストーリーを紡いで人生をすごしている人同士が、出会って、そして言語を使ってコミュニケーションをしているのです。

しかも、この単語ひとつひとつに対するイメージもバラバラ。

その単語を組み合わせて生まれている文脈も、もちろん話す側、受け取る側でバラバラなイメージになります。

ですから、そもそも今までが、「分かり合うことは不可能」な状態だったのです。

にも関わらず、一瞬だけ分かり合ったように思って喜び、分かり合えるんだと期待し、でもそれがやはり一瞬で部分的だったと知り挫折する・・・。それが、人間が繰り返してきた歴史です。

このことは、殺人や戦争が、人類が地球に生まれて以来、絶え間なく続いていることをみれば納得できる事実かと思います。

その課題に、その課題の巨大さに、人間はこれまで、目を背け続けて(というよりも、盲点すぎて気づくこともできなかったとも言えるでしょう)きました。

でも、ようやく、正面からその課題に取り組む時が来ています。

分かってもらえないのは、あなたのせいでもなく、相手のせいでもなく、人間共通の、こえなければならない課題だったのです。

本当の希望は、問題の本質を正しく認識で来たときに、初めて描くことが出来ます。

今日も読んで頂いて、ありがとうございました!



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傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこととは?

photo of a boy listening in headphones

今日は、「傾聴」について書いてみたいと思います。

人の話しを聞くこと。話すことよりも、聞くことの方が難しい、とよく言われます。

昔、令和哲学者のNohさんから、「本当に人の話しが聞こえるようになるには7年かかる」と言われたことがあります。話せるようになるのは1年で十分。話が聞けるようになることが、どのくらい難しく、そして大切なのことなのか、このワンフレーズだけでも身に沁みました。

そして、コミュニケーションの世界は、どのくらい誤解に溢れているのか。

どのくらい、自分勝手な解釈で、相手の話を聞いてしまっているのか。

しかも、全く悪気なく。

今日は、なぜ、そのように誤解に溢れてしまうのか、ということについて触れたいと思います。

分かりやすく言えば、一人一人、人生を通して体験経験してきたことは、全く違います。

自分と全く同じ体験経験をしてきた人はこの世に一人もいません。

これは、双子であっても同じことが言えます。

そして、人は、その人独自の体験経験を土台に、その人独自の判断基準(アルゴリズム)をつくりあげています。

昨日も少し書いたように、ある単語を聞いて、浮かぶイメージが人それぞれ違いがあるように、同じ話を聞いても、精密に見れば見るほど、10人いれば10通りの解釈が生まれているのです。

これは、飲み物に例えると、分かりやすいと思います。

既に自分のコップの中にはコーラが入っている。

glass of cola poured from bottle
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com



そして、相手の話は牛乳です。

close up of milk against blue background
Photo by Pixabay on Pexels.com



自分のコップを空にせず、相手の牛乳が入ってしまったとしたら?

「・・・・・!?」牛乳とはかけ離れた、想像しがたい味の飲み物になってしまいます。

そして、その味を「相手の話」として解釈して、相手を理解したつもりになってしまうのです。


なかなかホラーな話ですよね(汗)

混ぜるな危険

ほんとうにそうなのです。



では、どうすればよいのでしょうか?

それは・・・



まず、自分のコップを空にすること。



シンプルに、それだけです。

自分のコップに入っているものを、まずゼロ化すること。そうすれば、相手の牛乳を、牛乳本来の味で、美味しく味わうことが出来ます。


傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこと。

それは、まず、自分のコップを空にすること。


今日も、読んで下さって、ありがとうございました!



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相手と話がかみ合わない・・・

・あの人、何を言っているかいつもよく分からない
・雑談は会話が弾むのに、仕事の話になると急にギスギス
・昔はなんでも分かり合えたのに、年を取るごとに理解できない部分が増えてきた
・1対1で話していたことと、公の場で話していることが全然違ってびっくり

そんなことってありませんか?

相手と話がかみ合わない・・・そんな時、「何で?どうして?」と思いますよね。

最初から、「よく分からない人」であれば、まあ、あの人はそういう人だから、とあきらめることもできますが、

分かり合えていた時期が過去にあればあるほど、「以前はそんなことなかったのに!」と、その疑問は大きくなり、相手が悪いのか、自分が悪いのか、と犯人捜しをしたり、

「なんでわかってくれないの??」とつい言ってしまったり、逆にそう相手から言われて傷付いてしまったり・・・そんなこともあると思います。

なぜ、話がかみ合わない、もっといえば、「分かり合えない」ということが起こってしまうのでしょうか?


実はこれ、あなたのせいでもなければ、相手のせいでもありません。


なぜならば、もともと、全然、わかり合ってなんかいなかったのですから。

ちょっとびっくりするかもしれませんが、でも、よくよく考えればこれが事実であることが分かってきます。

そのことを、簡単に説明しましょう。実は、とてもシンプルなことです。

例えば、「りんご」。

clear light bulb placed on chalkboard
Photo by Pixabay on Pexels.com

その単語を聞いて、あなたは、どんなりんごを思いうかべますか?

赤いリンゴ?青いリンゴ?アップル社のロゴ?はたまた、スティーブジョブス?

単語を聞いて浮かぶイメージは、実は、一人一人バラバラなのです。

そんな、単語の組み合わせ、言語を使って私たちは普段、コミュニケーションをしています。

そして、相手のことを理解した気になっていますが、理解しているのは、あなたの頭の中にしかない相手であって、本当の相手ではありません。

それを知らずに、相手のことを分かったつもりになっているときに

「相手とかみ合わない」という思いが生まれます。

相手のことが、本当に100%すべて分かってしまったら、「かみ合わない」なんてことは、うまれるはずがありません。


では、相手を100%理解するためにはどうしたらよいでしょう?

そのためには、まず、

「そもそも、今まで全然かみ合ってなかった!」ということを知ることから。

それが解れば、まず安心。スタートラインに立てます。

そして、「じゃ、どうしたら分かり合えるんだろう?」その質問が生れます。

そうすれば、まずは大成功!

まずは、全く分かり合えてないことを、とことん理解していきましょう!

何が問題だったか、ハッキリわかること。

それが、本当のはじまりになります。


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感情をコントロールするには?

なぜか思うように行かない、落ち込んでしまってなかなか出口がみえない。そんな、どうにもならないときってありますよね。

気分転換すればいい、環境を変えればいい、といわれても、週末の気分転換も一過性で、月曜日に仕事に戻れば、また一気にテンションが下がってしまったり、環境を変える=仕事をやめてしまうことも簡単にはできないし・・・

感情のコントロールは、本当に難しいものです。

最近は、アンガーマネジメント、という言葉も聞かれるようになり、感情のコントロール手法について、本屋さんや、ネットで検索するといろいろな情報が出てきます。

angry black woman screaming in room
Photo by Liza Summer on Pexels.com

私も、少し調べてみたところ、

発達障害のお子さん向けの対処方法が書かれた記事や、

感情をコントロールするための7つのポイントが書かれた記事を見つけました。

こちらも、良く整理されていて、対処方法としては有効だと思うので、参考にされるとよいかと思います。

ただ、ご紹介した記事には、「生まれてしまった感情」への対処方法は書かれていましたが、

感情がどのようなしくみで生まれるのか、感情が生まれる出所、原因までは残念ながら言及されていません。

(一部、「感情がうまれるポイントを見極めましょう」という記載はありますが、いったい、そのポイントが何なのか(what)、そしてなぜそれが生まれるのか(why)、そしてどのように見極めたらよいのか(how to)、という詳細はここには書かれていませんでした。)

何事も、まず原因を知って、そこに対してしっかり対処して初めて、本当の解決になります。


例えば生理痛も同じ。

A子さんは、毎月辛い生理痛の痛みを、痛み止めを飲むことで解決していましたが、そのうち痛みがひどくなって、痛み止めを飲んでも効かなくなってしまいました。痛み止めの量を増やしましたが、胃もあれるし、効かないし・・・と困り果てて、いろいろ調べた挙句、血液循環や冷えが原因だったと知って、食生活を大幅に改善して、身体を温めることに終始したら、数か月後には、すっかり痛みが治まった。

(あくまで、生理痛については、A子さんの場合の一例です。)

痛み、という結果に対して薬で対処するだけではなく、根本原因を解決することが、急がば回れだったとしても、本当の解決には近道だった、という例えです。

感情についても同じ。

自分自身の感情が、どこから、どのように生まれているのかを知って、その原因にしっかりアプローチすることで、勝手に出てくる感情に振り回されたり、出てきた感情に、その場その場で対処するだけで終わるようなことはなくなります。

それだけではなく、自分の感情をコントロールできるようになれば、自分以外の周りの人の感情が、どのように生まれているのかもよく分かるようになったり、自分で感じたい感情を、自ら、積極的に、能動的に今ここ創り出すことも可能になります。

例えば、私自身のことをお話すると、以前は、人に嫌われることが何よりも怖くて、嫌われれば尋常じゃないくらいどーんと落ち込むので、八方美人と言われても、とにかく相手に合せて、相手の顔色を窺い、気分を害さないようにと、必死でした。

でも、いつも周りに気を遣いすぎているので、週末はぐったり、誰とも会いたくないような状態になる。でも、好かれようと頑張ることをやめられない。つまり、自分でも変だなあと思っても「嫌われたくない」そして「嫌われるのが怖い」という感情を、コントロールできませんでした。

でも、その感情がどこからどのように生まれるのかがハッキリとわかって、さらに、その感情の出発のゼロ化にも成功したので、今では、「嫌われたくない」という感情に振り回されることはすっかりなくなりました。

さらに、それだけではなく、お互いにとってよりよい関係性を創れる感情を、自ら積極的に創り出すこともできます。

感情がうまれる「仕組み」は人間だれでも共通で、これはnTech(認識技術)が解明しています。

そして、その仕組みに沿って、具体的に今ここどんな感情が生まれるかは、一人一人の個性がありますが、これは、nTechを応用した「無意識エンジン発見セッション」によって見えてきます。

そして、さらに、発見された根本原因に対して、お薬まで処方するのが「感情手術」という施術です。

感情手術は、NohJesu氏が以前、令和哲学カフェで実際に施術した際の動画がありますので、よかったらぜひご覧ください。クライアントさんの表情が前後で大きく変化した様子等、ご覧いただけます。

令和哲学チャンネルより



感情のコントロール、対症療法ではなく、根本治療に興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

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AI時代を生き抜くキーワードとは?

clear light bulb

これから、子どもに何を学ばせたらよいのか?

お母さん方が、一番悩むことじゃないかと思います。

体と心を鍛えるスイミング?
IT時代なのでとにかくプログラミング?
協調性や冒険心、チャレンジ精神をつけるためにボーイスカウト?
唯一無二の才能の発掘のために絵やピアノ、バイオリン?

スマホをもてば、学校の先生よりも詳しく解説してくれる、Google先生が大活躍する時代。暗記メインの教育に、意味を見出すのが本当に難しく、「何のために学ぶの?」そんな疑問をもつ子供たちが、どんどん増えている昨今。

AIの性能は加速度的に進化していて、シンギュラリティ(技術的特異点)に達したら、IQ10000にもなる、とも言われています。アインシュタイン等、天才と言われる人のIQが180~200程度ですから、人間には到底追いつけない、叶わない領域です。

今ある仕事の中でも、ロボットやAIに代替される仕事は、医者や弁護士など、専門的かつ高収入な職業にまで及ぶと言われています。

このような未来を想像したとき、一体今、子どもたちに何を学ばせたら幸せに生きられるのか?本当に悩ましい問題だと思います。


ここで重要になるのは、AIには何ができて、何ができないのか、そこを客観的に考えてみること。


AIつまりコンピューターは、そもそもが、データをインプットしてそこに決められたアルゴリズムを走らせて、結果を導き出す、というシンプルなつくりになっています。

この、データありき、アルゴリズムありき、の状態からは、どうがんばっても抜け出せません。

つまり、まったく新しく、ゼロから今までにない何かを生み出す、ということは、単純に考えても、コンピューターの構造上できないのです。


そこに、人間の可能性があります。


もしも人間が、認識をオールゼロ化できて、全く新しい情報知識を生み出すことができるようになる、としたらどうでしょう?だれも考えたことがないアイデアがどんどん生まれて、それが形化されていく未来。どれだけ加速度的に、文明が進化していくでしょうか。

そして、そこでは、AIと人間、上手に役割分担が出来そうだと思いませんか?

人間は、今までは、認識をゼロ化することは不可能でした。死ぬことでリセットされるように見えても、仏教で輪廻転生やカルマなどと言われているように、エネルギーとしては残り続ける、と言われます。

歴史上の人物でも、オールゼロ化に成功した人はいましたが、それを言葉で伝達することは非常に困難だったため、長年の修行を要したり、それでも到達できる人が非常に少ない、といった現実がありました。しかも、オールゼロ化したところから、この現実がどのように出来上がっているのか、その仕組みまで解明できた人は、これまでいませんでした。


でも・・・、安心してください!


令和哲学・nTechは、そのオールゼロ化を「生きたまま」可能にする哲学であり、技術でもあります。オールゼロ化したところから、全く新しい情報知識を、仕組みにそって創造することも可能です。

AI時代を生き抜くキーワード、それは「オールゼロ化」。

今から子どもに学ばせるなら、この未来技術をおススメします!


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