前の記事:観点とは?-その1-
世の中には、様々な問題が、今この瞬間も起こっています。
一つ一つ挙げてみるときりがありません。
この、バラバラにみえる多様な問題。
そのすべてに共通する”根本的な原因”があるとしたら、それは、なんでしょう?
認識技術では、それを
「観点の問題」
であると規定しています。
では、「観点=判断基準=無意識エンジン」とは何でしょうか?
これを言い換えると、
「人間が生まれた瞬間から初期設定されている5感覚と脳を使い認識した結果つくられる、その人の人生を左右する基準」
とも言うことができますし
「人間一人一人が生きる上で、一番の土台となる、コンピューターで言えばメインプログラム」
と言うこともできます。
そして、
観点には、大きく分けて、2つの種類があります。
それは
①個人の観点(判断基準)
②人間共通の観点(判断基準)
です。
①は、赤ちゃんがおぎゃーと生まれて、0才~6才の間に五感を通してインプットされた情報をもとに、ほぼ90%がつくられてしまうそうです。
ですから、お母さんが赤ちゃんとどう接するかで、ほぼほぼすべてが決まってしまう、とも言えます。
お母さん、責任重大ですね。
そして、
②は、人間共通の観点です。
人間共通なので、これは人間だったら誰もがもっているし使っている「脳機能」のことです。
この脳機能に、実は重大な欠陥があるのです。
それが「脳のクセ」といわれるものです。
脳のクセ、については、”観点とは?-その3-”でお伝えしますね。
(つづく)