こんにちは。そらまめです。
今日は、今の時代の危機について、書いてみたいと思います。
私が今感じている危機、それは、大きく以下の4つあります。
1.物質文明の危機
2.コロナパンデミックによる危機
3.AIによる危機
4.方向性を見出せない日本の危機
これらの4つのうち、今日は1と2について、少し具体的に書いてみたいと思います。
1.物質文明の危機
「今のままのライフスタイルを続ければ、2050年には、地球上に人間がまともに住めなくなる」
IEP(経済平和研究所)というオーストラリアのシンクタンクが、そんな研究結果を発表しています。地球温暖化、環境汚染、大量生産大量消費大量廃棄等々、もう数十年前から予測されてきた問題を、人間はずっと棚上げしてきました。
水害や山火事、巨大台風や地震、気候変動、土地の大規模な陥没等々、近年は地球環境が大きく変化していることを示すような、様々なニュースが頻繁に流れています。
人口増加や気候変動により、資源の奪い合いが起こり、水や食料の不足も懸念され、2020年の研究結果では、2050年には10億人以上が避難民となると予想されているそうです。
人間が、もっと便利に、もっと快適にと、自然から必要以上に資源を搾取し続けた結果、人間が人間らしく生きられない、そんな未来が、今から約30年後、もう目前に迫っています。
2.コロナパンデミックによる危機
感染症の脅威は克服したと思いきや、未知のウィルスの登場により、今世界はパニックになっています。
新しいウィルスが次々生まれて、ワクチンを打ったとしてもそれですべてがきれいに解決するとは、とうてい思えません。デマや噂も横行して、どれが正しい情報化も分からない日々。自分自身も身近な人についても、感染のリスクやワクチンの副作用は大丈夫なのか?と心配になりますよね。
目に見えないウィルスに、人類は翻弄され、ウィルスとは何なのか、その本質的問いに答えられず、目に見える現象に対処することに忙しい西洋医学の限界も露呈しています。
そして、今の仕事がこのまま続けられるのか?ウィルスとの戦いが長期化すればするほど、経済的な不安も増大します。
若者の自殺、不安に思う子供たち、そして女性にもしわ寄せがきていると聞きます。
日本人は我慢強い国民だと思いますが、やはり心は不安で溢れている状態。
この不安はどうしたら解決できるのでしょうか?出口はどこにあるのでしょう?
この2つの危機によって脅かされるもの、それは「人間の尊厳の危機」ではないかと思います。
人間が、人間らしくこれからも生きていけるのか?そもそも人間は、地球にとって不要な存在、地球の生態系を乱すだけの邪魔な存在なのか?それとも、自らを進化させながら、地球をさらに発展させ、進化させることができる存在なのか?
人間が、可能性を秘めた存在だとすれば、今の状況は、人間が進化できるか否か、試されている時じゃないかと感じます。
実は私、20年前は、「人間は、地球にとってウィルスなんじゃないか」と本気で思っていました。そうであれば、淘汰されても仕方がないと。
そこに対して、だれも答えを持っていませんでした。大学教授でさえ「地球にとって人間がウィルスか??そんなことは分かるわけがない。」と、私の渾身の、かつ素朴な質問は、簡単に一蹴されました。
あの時の私であれば、今のコロナパンデミックを迎えて、真っ先に「これは地球から人間への罰。人類の粛清がとうとう始まった。」ととらえていたでしょう。
でも、20年前に出会ったある人は、私にはっきりと言いました。
「人間はね、地球をたくさんコピーするんだよ」
「?!?!?!」(どゆこと???←その時の、私の心の声です(笑))
ほんとに、「きょとん?」としちゃいましたが
今思えば、人間を進化させる道が、明確に見えていたからこそ、いかにも当たり前のことのように、その言葉がそのとき生まれたのだろうな、と感じます。
2002年に、私にその言葉をくれた人、それが令和哲学者であり21世紀悟り人NohJesuさんです。
当時の私は、自分嫌い、人間嫌い、こんなに地球に対して自然に対して、自分勝手に人間勝手にひどい振る舞いをし続けるなら、人間なんか全員死んでしまえ!と思っていました。
でも、Nohさんは、人間の可能性を確信していました。(そのように私からはみえました)
確信というより、知っている、という感じでしょうか。
そして、それは人間だけがすごいというよりも、自然も含めてすべてを生かす、何も、誰も取り残さない、すべてが大切であり尊いことを知っている、
まさに、道が、はっきりと、見えている、という感じです。
だから、力が抜けているし、超自然体。
それでいて、一般的な「リラックスしている」というよりは、そこに、自然にただある、という感じです。
それは、単語で表すなら、誰にも侵害されない、かといって誰も侵害しない、つまりすべてを大切にできる、まさに尊厳そのものとして、そこにある、といえば伝わるでしょうか。
「尊厳」といえば、Nohさんは、長年「尊厳(Dignity)」について研究してこられたハーバード大学のドナ・ヒックス教授とも感動の出会いを果たし、彼女の書籍の日本語版の出版に尽力し、その書籍の監修もしています。
ドナ・ヒックス (Donna Hicks)氏
ハーバード大学心理学教授、Weatherhead Center for International Affairs所属。 Dignity(尊厳)とDignityが関係性の中で果たす役割について、初めて言語体系化した第一人者。 英国BBCの「真実と向き合う」と題するテレビ放映シリーズで、ノーベル平和賞受賞者であるツツ大司教と共同でファシリテーターを担うなど、国際紛争解決の現場において、世界各地の対立関係にある共同体間の対話のファシリテーターを20年以上に渡り務める。 また数多くの企業や組織には、自らが考案した「Dignityモデル」を適用した実践的コンサルティングも実施。 本書では、Delta Kappa Gamma Society(1929年に創設され、北米、欧州、南米、日本で優れた女性教育者を顕彰している協会)の2012年教育者賞を受賞。 現在ハーバード大学やコロンビア大学をはじめ、世界中でDignityを活用した対立解消法を学ぶコースの教鞭に立ち、Dignityの役割やリーダーシップに関するトレーニングやセミナーを世界中で展開中。
誰もが、尊厳そのもので生きることができる時代へ。
自分を尊厳でみることができ
人間を尊厳でみることができ
人と人、人と自然が尊厳関係を結べる
令和哲学者の発見と0=∞=1の教育体系化によって、まさに、かつて私が思っていたことと真逆の世界が実現できます。
10月9.10.11日には、Dignity2.0国際カンファレンスも開催されます。
人間が、Dignity1.0からDignity2.0に移動する、その道を示す初めての国際カンファレンス。楽しみです。(私もとあるブースに出演します!)