今の時代の危機とはいったい何なのか?②

こんにちは。そらまめです。

今日は、前回に続いて、今の時代の危機について、書いてみたいと思います。

私が今感じている危機、それは、大きく以下の4つあります。

1.物質文明の危機
2.コロナパンデミックによる危機
3.AIによる危機
4.方向性を見出せない日本の危機

これらの4つのうち、今日は前回に続いて、3と4について、具体的に書いてみたいと思います。

3.AIによる危機

コンピュータの誕生は、人間の生活を格段に便利にしてくれました。

今、日常生活で、その恩恵にあずかっていないものはないくらい、様々なものが自動化、機械化されています。

私もかつてはSE(システムエンジニア)として、コンピュータ業界で働いていましたし、今もパソコンを前にしてこのブログを書いています。そして、今や「人工知能(AI)」がどんどん発達して、人間よりもはるかに大量の情報を記憶して正確に情報を処理できるようになっています。

そして、多くの仕事が、AIで代替されるようになっています。以下の表は、2015年のデータですので、かなり実感を伴う現状となっていることがわかると思います。そして、機械化や無人化のスピードは、コロナパンデミックで一気に加速しました。

引用:10年後になくなる仕事、残る仕事 あなたの仕事は?|NIKKEI STYLE

2018年に発売されたイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏による書籍「ホモ・デウス」では、大量の「無用者階級」が生まれると予測されています。

「ホモ・デウス」テクノロジーとサピエンスの未来 特設サイト|河出書房新社 (kawade.co.jp)

人間よりも数百倍いやそれ以上優秀なAIロボットが、人間と同等数まで増えていく可能性もあります。そのとき、人間には何が残されているのでしょうか?AIを生み出したその人間自身の存在意義が脅かされる未来が、もうそこまで来ています。


4.方向性を見出せない日本の危機

経済が低迷して、次の産業を興すために、オリンピックまで招致して観光産業を活性化して外貨を獲得しようとした日本ですが、コロナパンデミックにより、予想外の打撃を受けました。

さらに、コロナパンデミックによって、日本がデジタル後進国だったということが明らかになってしまいました。かつて半導体事業でトップシェアを誇っていた日本も、今ではすっかりその影を潜め、世界のデジタル化、IT化の波に産業の面でも大きく遅れてしまっている現在地です。

大量生産大量消費時代にあった教育システムも、今ではかなり古くなっているにも関わらず、学校現場では相変わらずその画一的な教育を脱却できないジレンマに苦しんでいます。大多数に合わせる教育になじめない子供たちも増えていて、不登校の問題も拡大しています。

にもかかわらず、子供の個性を伸ばす教育は、貧富の差に左右され、しかも、その状況を一番感じているのは子供自身で、「親ガチャ」(ガチャガチャの様に親には当たりはずれがあって、子供は親を選べない、運任せ、といった意味)といった言葉を子供が使う時代になっています。

人間で生きることが苦しい。なぜ、この社会で生きていかなければならないかが分からない。

先週から今週にかけて、若者がナビゲーターを務める令和哲学カフェで取り上げられていましたが、

日本の中で10代後半から20代の自殺リスクが高く、16歳の女の子の10人に一人は、自殺未遂を経験しているという調査結果も出ています・・・。

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new_pr_20210831_06.pdf (nippon-foundation.or.jp)
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new_pr_20210831_06.pdf (nippon-foundation.or.jp)

日本財団 第四回自殺意識調査(2021.8.31公開)


「命に嫌われている」そんな歌も、今、若者たちの共感を誘っていると、先日初めて知りました。

命に嫌われている。/初音ミク – YouTube


若者、そして子供たちは、その国の未来、と言われます。子供たち、若者たちが希望を持てない国を、私たち大人は「自分たちのせいではない。」と言い切れるでしょうか。

日本は、なぜ今、子供たちが希望を持てない国の代表の様になってしまったのでしょうか。子供たちの心の状態を比較した結果、自己肯定感について、各国と比較すると日本はこのような結果が出ています。

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特集1 日本の若者意識の現状~国際比較からみえてくるもの~|令和元年版子供・若者白書(概要版) – 内閣府 (cao.go.jp)

戦後の高度経済成長を経て、バブルを経験し、その後のデフレや長期化する不況、株に高値がついても幸福感は実感しにくく、ものづくり経済の次の活路を見いだせていない日本は、この先の未来、どんな方向に進めばよいのでしょうか?日本が、このような国になった、その原因はどこにあるのでしょう?




この問題に、26年前から一貫して、しかも真正面から取り組んでいるのが令和哲学者であり21世紀悟り人NohJesu氏です。

AIの危機に対しては、人間にしかできない仕事を生み出すことで、さらに日本については、日本が歴史の脈絡を知りその役割を全うする道筋と道具を提示することで解決策を示しています。詳しくはNohJesu氏のブログをご覧ください。

AI時代を楽しめる!知識生産を劇的に変える“人間のディープラーニング” – NohJesu 公式ブログ (noh-jesu.com)

【令和哲学①】愛のゲームに反転させる!日本、あけましておめでとうございます – NohJesu 公式ブログ (noh-jesu.com)


これら、問題解決を可能にする背景としては、悟りの教育体系化があります。

まず、これらの問題を引き起こす究極の原因を突き止めることに成功し、それを「まずは、正しく絶望するべし」と、問題意識を正確に共有することに取り組み、さらに、「正しく希望すること」として、その問題に対する解決策を教育体系化することに成功し、多くの人と共有できるようになりました。

更に、問題解決に成功した人たちで、新しい組織システムであり、フランスの哲学者ドゥルーズがかつて提唱した、ツリー構造に対する「リゾーム(根茎)」組織づくりに取り組んでいます。

リゾーム組織に関しては、小水さんがブログに詳しく書いていますのでぜひ参考にしてください。

IT以上に人気の出る日本の新商品「リゾーム組織」 | (ykomizu.com)


さらに、今月、10/23(土)には、この26年間、研究し開発し続けてきた悟りのエッセンスをNohJesu氏本人が1日で伝達する、NohJesu nTech マスター1day が開催されます。

これまで、宗教と科学では解決できなかった、人類歴史文明の最大の難題を明確にして解決策を示すと同時に、今後の未来を開いていく出発点として日本文明の意味価値を伝える内容でもあります。

そして、これまでに、すでに600名もの方々が、参加を申し込まれたことへの感謝を込めてペア割(ペアで参加すれば、両名ともがなんと無料!!)もスタートしました。

解決策を得た多くの人たちと、誰も支配しないし、支配されない、そして、可能性を生かしあいながら自然の仕組みに沿って成長していく、そんな、人類の歴史上初の、新しい組織づくりに果敢にそして楽しくチャレンジできたら嬉しいです。

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26年間開発を続けた悟りのエッセンスを1日で


「人間と人間の宇宙が実在しない」
「考えの主体が自分(人間)ではない」

この二つが事実だとしたら
どれだけショックなことでしょうか。

NohJesu nTechマスター1dayは
この歴史最大のショックを1日で得ることができるセミナーです。

今までの全ての基準点が変わり
人間に対する明確な再規定を得ることができる!

知っている世界から自由になる!

人生をニュースタートすることができる!

考え・感情・言葉・行動に縛られない自分を始めることができる!

nTech誕生以来、
26年間の切磋琢磨の上完成した
悟りのエキスを1日に圧縮してお届けします。

受け取る覚悟とワクワクの心を用意してお楽しみください!

<セミナー詳細>
日程:10月23日(土)
時間:9時〜18時
※途中昼休憩を含みます。
講師:21世紀の悟り人 令和哲学者 NohJesu
参加費:33,000円
ペア割:2名様でお申し込みいただくと、2名さま無料でご参加いただけます。
手段:オンライン(Webex利用)
※今回は日本語のみでの開催となります。
詳細・申込
http://reiwaphilosophy.com/workshop/?page_id=428

【リテラシー】の重要性

clear light bulb placed on chalkboard

こんにちは。そらまめです。

今日は、リテラシーについて、書いてみたいと思います。

リテラシーについて、辞書で調べてみると、

リテラシー【literacy】 の解説

1 読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。

2 コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー

3 情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。→情報リテラシー

引用元:goo辞書



とありました。

概ね、情報を処理して活用する能力、と言えるかと思います。

大量の情報にさらされる現代社会。

なんでも、現代は、1日に受け取る情報量が江戸時代の1年分、そして平安時代の一生分ともいわれているそうです。

想像しただけでも目が回りそうです。(江戸時代の人が現代に来たら、卒倒しちゃうかもしれませんね(笑))

その大量の情報を、どうとらえて活用するのか、どう処理して今の自分の人生や社会、そして未来に生かしていくのか。これはとても重要な能力と言えます。

しかも処理スピードも要求されます。

次から次へと、情報は押し寄せてくるのですから・・・


何事もそうですが、処理するにしても、何らかの基準が必要です。

これは必要、必要じゃない等。その基準も持てないままでは、ため込むか、無視するか、あきらめて、もう適当に感覚的に好きなものだけをチョイスするか、

そのくらいしかできなくなってしまいます。

部屋のお掃除や、断捨離に通じるところもありますね。

あなたなら、どの方法を選びますか?

私も、最近は、あまりの情報の多さにアップアップすることもしばしばあります。

そんな時、令和哲学の概念をつかって、この大量の情報を、どのように取捨選択できるか、ちょっと考えてみました。


Q:今の時代に、最適な情報の処理方法とは?

まず、最初に浮かぶのは、やはり、

「今の時代は、プラス(+)することではなくマイナス(-)すること」

です。つまり、知識は増やすのではなく、いったんオールゼロ化。

そして、ゼロ化したところから、1・間・点、その仕組みをつかって(すみません、これは、令和哲学(nTech)を学んでいないと分からないかと思いますが、短い文章で説明するには限界があるため、すみません・・・)自分自身が作りたい未来を今ここ設計すること。

これも、断捨離をイメージするとわかりやすいと思います。

まず、散らかった部屋を抜本的に片付けるには、以下の手順がシンプルです。

①部屋の中からすべてのものを出して、空っぽにする。
②その空っぽの空間を、どうデザインしたいか、目的をもって完成図をイメージする。
③②のイメージに従って、必要なもののみ、部屋の中の決めた位置に戻す。

部屋があなたの頭の中。
その中にたくさん散らばっているいろいろなものが情報。

そんな風にイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。


でも・・・

毎日流れてくる大量の情報を、的確にしかも時代に合うスピードで処理するのは、やっぱり大変ですよね。

そんなあなたに朗報です!

世界中に散らばっている大量の情報を一瞬で断捨離して、77億人がオールウィンできる未来をつくる方向性に合うように情報を再構築・再構成して、発信しているのが

NohJesuリテラシーマガジンです。

令和哲学やnTechを「まだよくわからない・・・」という方も、時事問題や、身近な話題を扱っていますので、自分ごととつなげて聞きやすい、受け取りやすいと思います。

かなり、よさそうだとおもいませんか?(手前みそかな(笑))

あなたの代わりに、現代の大量の情報を、NohJesu氏が断捨離して、快適なお部屋に住まわせてくれます!

令和哲学をすでに学んでいるあなたなら、自身の解析と、Noh先生の解析の、共通点や違いを整理して、さらに質問したりしてみると、リテラシー能力の向上につながっていくと思います。

どんなニュース番組のコメンテーターの意見を聞くよりも、自分自身の身になり、かつ参考になるのではないでしょうか。

NohJesuリテラシーマガジンの詳細はこちらから

先日お知らせした、明日のNohJesuリテラシーマガジン交流会は、本日24時〆切です。

今回は、非会員の方も参加できますので、ご興味のある方はぜひ!

詳細はこちらの記事から。

英語版【宇宙一美しい奇跡の数式 0=∞=1】創刊!!

photo of night sky

私が初めてNohさんと出会ったのは2002年の夏でした。

当時は、SEとして働いていた企業を退職して庭師になろうと手探りで勉強していた時。

「世の中にはいろんな問題があるけれど、すべての問題を生み出す根本問題って何だと思う?」

そんな問いにめっちゃ興味が湧いて、出会ったのがNohさんでした。

第一印象は、ぶっちゃけ最悪(笑)でしたが、提示された根本問題ひとつと、その解決策には超納得。というか感動∞。

以来、これまでいろいろなことに取り組みながら、この根本からの問題解決の道を、地道に一歩一歩進んでいます。

この美しく新しい数式【0=∞=1】これが、解決策でもあり新しい概念でもあります。

そして、先日、待望の英語版の書籍、

「The Most Beautiful Equation in the Universe 0=∞=1」

が発売開始されました!

しかもなんと、アマゾンで第一位!をとったそうです!



実は、すでに数年前、アメリカで、0=∞=1を伝える初めての講座が開催されました。その際、受講された方々からは、その概念が、これまで数学そして物理学で解明できなかったものを解明していること等、感動のコメントが寄せられています。

ポール・キャズウェル氏(Weave The People 創設者)から寄せられたコメント

ポールさんは、イギリスのロンドンにあるインペリアルカレッジで数学を専攻、その後、オックスフォード大学で教育学を専攻して、現在は組織コンサルの会社を経営していますが、精神世界の追求も深く、人の繋がりを世界中でつくっていきたい、と活躍されています。


マイケル・レイ氏(医学博士・歯科医師)から寄せられたコメント

マイケル・レイ氏(医学博士・歯科医師)は、この概念が、短時間で非常に深い知恵を共有できる内容であること等、語ってくれています。


ここに至るまでには、たくさんの方々の長年の努力と、日々の蓄積があり、これはもう一言ではとても言い表せません。

でも、たった一人の26年前の、ここ日本での出発がなかったら、これらすべてのことは今、ここにありません。それが、令和哲学者であり21世紀悟り人NohJesuさんの出発です。

Nohさんのこれまで26年間の歩みを紹介したVTRも先日完成して、この動画の中の4人の方々のコメントに、私の思いもすべて含まれていると感じています。


【0=∞=1】 その、全世界への発信。

これで世界が、始まりと出会える。

AIによる危機、コロナパンデミックによる危機、人間がどう生きるか問われる時代、その突破口となる哲学であり概念の発信。

どうか、たくさんの人に届きますように。

男性も妊娠・出産できるようになる??

question mark illustration

令和哲学カフェ、第3期が始まりました。

今期のテーマは「女性性哲学」。

そして、昨夜は、

「男性も妊娠・出産できる女性性とは、どういうことなのか?」

というテーマで、ディスカッションが行われました。

令和哲学でいう男性性、女性性は、とても独特です。でも、そこにはすごく納得感があります。

今までの男性性、女性性は、身体を中心にして語られてきた、いわば「空間的な」男性性・女性性でした。

令和哲学でいう男性性と女性性は、今までと、今ここから。今までの人間の全ての歴史文明が男性性だった。そして、今ここからは女性性、というように、「時間軸で」みています。

男性性の文明を脳を中心にしてきた文明、そして、女性性の文明は心を中心にする文明、ともいえます。

今までは、獲物という敵・目標に向かって団結する「狩の文化」、これからは、すべての観点を鍋に溶かして美味しい料理に仕上げる「料理の文化」、という表現もありました。

nature sky man arm
Photo by Mikhail Nilov on Pexels.com
vegetables and tomatoes on cutting board
Photo by Pixabay on Pexels.com


狩りの文化は、敵に対しては団結できるけど、内輪もめが終わらない。敵を倒しても倒しても、また新しい敵が生まれる。本当に人類の歴史を「言い得て妙」でした。

対して、料理の文化は、敵をつくって団結するのではなく、敵も味方も、鍋の中に全部が解けてなくなってしまって、ワクワクするような、まったく新しいものが生まれる。

まるで、絵本「ぐりとぐら」みたいです。

大きなホットケーキをつくって、森のみんなで美味しく楽しく食べる。

stack of pancakes with strawberry fruits
Photo by Chokniti Khongchum on Pexels.com

男性性と女性性のイメージを使うと、令和哲学の概念がとてもイメージしやすくなるように感じます。

そして、本当の女性性に行くためには、「究極の絶望」に行くこと(但し、体験・経験ではなくイメージで)が、とても大切で、すべての苦しみ悲しみを超えたときに、「究極の希望」に行ける、というコメントがとても印象的でした。

77億の絶望を全て集めた究極の絶望、その絶望でひとつになること。それが、実は究極の希望のスタート。

今日も読んで頂いて、ありがとうございました。


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傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこととは?

photo of a boy listening in headphones

今日は、「傾聴」について書いてみたいと思います。

人の話しを聞くこと。話すことよりも、聞くことの方が難しい、とよく言われます。

昔、令和哲学者のNohさんから、「本当に人の話しが聞こえるようになるには7年かかる」と言われたことがあります。話せるようになるのは1年で十分。話が聞けるようになることが、どのくらい難しく、そして大切なのことなのか、このワンフレーズだけでも身に沁みました。

そして、コミュニケーションの世界は、どのくらい誤解に溢れているのか。

どのくらい、自分勝手な解釈で、相手の話を聞いてしまっているのか。

しかも、全く悪気なく。

今日は、なぜ、そのように誤解に溢れてしまうのか、ということについて触れたいと思います。

分かりやすく言えば、一人一人、人生を通して体験経験してきたことは、全く違います。

自分と全く同じ体験経験をしてきた人はこの世に一人もいません。

これは、双子であっても同じことが言えます。

そして、人は、その人独自の体験経験を土台に、その人独自の判断基準(アルゴリズム)をつくりあげています。

昨日も少し書いたように、ある単語を聞いて、浮かぶイメージが人それぞれ違いがあるように、同じ話を聞いても、精密に見れば見るほど、10人いれば10通りの解釈が生まれているのです。

これは、飲み物に例えると、分かりやすいと思います。

既に自分のコップの中にはコーラが入っている。

glass of cola poured from bottle
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com



そして、相手の話は牛乳です。

close up of milk against blue background
Photo by Pixabay on Pexels.com



自分のコップを空にせず、相手の牛乳が入ってしまったとしたら?

「・・・・・!?」牛乳とはかけ離れた、想像しがたい味の飲み物になってしまいます。

そして、その味を「相手の話」として解釈して、相手を理解したつもりになってしまうのです。


なかなかホラーな話ですよね(汗)

混ぜるな危険

ほんとうにそうなのです。



では、どうすればよいのでしょうか?

それは・・・



まず、自分のコップを空にすること。



シンプルに、それだけです。

自分のコップに入っているものを、まずゼロ化すること。そうすれば、相手の牛乳を、牛乳本来の味で、美味しく味わうことが出来ます。


傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこと。

それは、まず、自分のコップを空にすること。


今日も、読んで下さって、ありがとうございました!



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オリンピックについて考えてみた。

お久しぶりです。ここ半年(実際は1年)程、かなり集中して取り組む必要のある案件に関わっていたので、更新がすっかり止まってしまいました。

これからまた、少しずつ、令和哲学のことや日々のこと、関心のあることや、そらまめが提供しているサービス全般についても、書いていきたいと思います。

今日は、オリンピックについて思うことを少し。

今、オリンピックの開催について、否定的な人が多いようですね。

東京五輪・パラリンピックを今夏開催するべきだとした人の割合は24・5%、再延期するべきだは32・8%、中止は39・2%で、いずれも3月の前回調査の23・2%、33・8%、39・8%から横ばいだった。

2021/4/15日刊スポーツアンケートより引用 https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202104150000121.html


中止・再延期を望む人が、75%近くに上るようです。

諸外国の意見も、民間の調査によると過半数が開催に否定的だということです。

世界中の人が日本に集まり、コロナの新しい変異株ができることを危惧する声や、今も医療体制が大変な中、感染が起こった場合、選手たちを優先するのか、それとも日本人を優先するのか等、いろいろなリスクが考えられますから、無理して開催するよりはしない方が、明らかにリスクは低い、となるのはよく分かります。

直近のことを考えればたしかに、リスクが低い方を選びたくなりますよね。

そもそも、この問題は、日本のコロナ対策が、なかなか思うように進んでいない影響が、かなり大きいと思います。

日本のこれまでのコロナ対策を諸外国と比べてみると、欧米の様にハッキリとロックダウンをするわけでもなく、様子をみながら、なんとなくなんとなく、良い方向に向かえばよいな、といったスタイルで、どうしても「曖昧さ」を感じてしまいます。まさに、合言葉は「がまん」。

そして、飲食店に偏って制限を強いる緊急事態宣言や、蔓延防止法。一部の業種に特に大きな我慢を強いるスタイルは、「それなら、一斉にロックダウンしてウィルスを押さえ込んだ方が、公平性もあるし短期間で済んで効果的なのでは?」という意見も、飲食業界以外からも聞こえるようになっている現状もあると思います。

そんな中、オリンピック、さあどうするか、いよいよ判断を迫られているこのタイミング。

今の状態からみたら、開催を危惧して反対する意見が多いのは分かります。

でもしかし・・・

10年後、20年後の未来から見たら、どうでしょうか?

戦後の高度経済成長を経て、バブル崩壊を経験し、ものづくり中心に経済を成り立たせていくことがどんどん難しくなる中、次の産業が期待されつつも、ITに関しては、日本は今や中国・台湾に較べて後進国となっている現状。

コロナで観光産業もストップし、その目玉だった東京オリンピックも延期となり、もともとオリンピックのあとの日本はどうなるのか?と危惧されていたところに、コロナが長引いていることによる今回の延期か中止か、というオリンピックの開催を危ぶむ議論。

このまま、再延期はないと言われている中、オリンピック開催をただやめてしまえば、日本に、どんなメリット、そして未来がありそうでしょうか?

勇気ある挑戦を避け、成熟したあとの衰退をたどる斜陽の国、そんなイメージが加速する未来が、そこには見えてくる気がしてなりません。

もしも、ここで、「感染対策をしっかりやって、体制も整えてオリンピックやりましょう!」と力強く宣言し、実行するリーダーシップがあったなら、日本人であれば、様々な細かいことまで考えて万全に準備して、世界の選手団を迎え入れ、そして安心して競技をしてもらい、世界中に、「コロナ禍のなかでも、日本の人たちの団結によって、オリンピックが開催できた!」という、希望が示せるのではないかと思います。

日本が世界に示せるのは、自国のことだけを優先して、小さくとどまる姿ではなく、東日本大震災で見せた、大変な状況でも整然と並んで順番を待つような、世界中が大変な中でも、人間の精神の美しさを、その姿勢や態度でみせることではないでしょうか。

そして、今更ではありますが、このコロナパンデミックが始まった当初、いち早くウィルスの特性を解説し、日本式ロックダウンを提案して、心のコロナ、経済のコロナ、体(健康)のコロナに対処しようと発信していたのが、令和哲学者NohJesu氏でした。

令和哲学チャンネルより



そして今も、ポストコロナオンライン会議を通して、コロナ禍の今、様々な分野で活動する方々のリアルな声を聴きながら、これから日本が選択するべき道を、継続して提案し続けています。

令和哲学チャンネルより。ポストコロナオンライン会議アーカイブ動画



もしも1年前、日本が思い切って、日本式ロックダウンに踏み切っていたら・・・と残念に思う気持ちもありますが、”すべてを根源的な仕組み、メカニズムで解明し整理する令和哲学”が、まだ世の中でメジャーになっていない中では、困難な選択であることも理解できます。

今となっては、間に合わないタイミングに来ていますが、それでもまだ、日本が世界に示せることはあると思います。

これは、あくまで個人の意見ですが、多くの日本人は、「やろう」と決めたら、必ずやると思います。

日本が世界を感動させる。その一場面として、ぜひ、東京オリンピック、開催して欲しいと思っています。


●情報過剰な時代の羅針盤、NohJesuリテラシーマガジンはこちら。
https://www.literacy.noh-jesu.com/