今日は絵本の感想を書きます。
ヨシタケシンスケさんの「ふまんがあります」をよみました。
女の子がパパへの日頃の不満を次から次からぶちまける。
そこに対するパパの答えは・・・?
この本を読んでワクワクするのは
「次はどんな不満が飛び出すの?」
「このパパはいったいどんな答えを返すんだろう?」
ということ。
女の子の不満は、全部が、大人が子供に日々言いそうなこと、やりそうなことだし、
そこへのパパの答えは、一切、大人の正論ではないところがミソ。
すべてがウィットに富んでいて、ファンタジー。
それによって、女の子が「本当に納得してるか」は不明。
心が納得してないからこそ、次々終わりなく不満が繰り出されるのかもしれません。
でも、そのやり取りを通して、パパのあいはしっかり感じてるんじゃないかな、と思いました。
そしてラストは、女の子へのパパからの逆質問。
そこに対する女の子の答えとは??
子供の方が、100倍?上手なんだなと、可愛いなあと思いました。
ヨシタケシンスケさんの絵本、最近知って、初めての1冊ですが、この可愛さには虜になりそう。
次は、どんな絵本に出会えるか、楽しみです!!
ふまんがあります
作: ヨシタケシンスケ
出版社: PHP研究所 PHP研究所