男性も妊娠・出産できるようになる??

question mark illustration

令和哲学カフェ、第3期が始まりました。

今期のテーマは「女性性哲学」。

そして、昨夜は、

「男性も妊娠・出産できる女性性とは、どういうことなのか?」

というテーマで、ディスカッションが行われました。

令和哲学でいう男性性、女性性は、とても独特です。でも、そこにはすごく納得感があります。

今までの男性性、女性性は、身体を中心にして語られてきた、いわば「空間的な」男性性・女性性でした。

令和哲学でいう男性性と女性性は、今までと、今ここから。今までの人間の全ての歴史文明が男性性だった。そして、今ここからは女性性、というように、「時間軸で」みています。

男性性の文明を脳を中心にしてきた文明、そして、女性性の文明は心を中心にする文明、ともいえます。

今までは、獲物という敵・目標に向かって団結する「狩の文化」、これからは、すべての観点を鍋に溶かして美味しい料理に仕上げる「料理の文化」、という表現もありました。

nature sky man arm
Photo by Mikhail Nilov on Pexels.com
vegetables and tomatoes on cutting board
Photo by Pixabay on Pexels.com


狩りの文化は、敵に対しては団結できるけど、内輪もめが終わらない。敵を倒しても倒しても、また新しい敵が生まれる。本当に人類の歴史を「言い得て妙」でした。

対して、料理の文化は、敵をつくって団結するのではなく、敵も味方も、鍋の中に全部が解けてなくなってしまって、ワクワクするような、まったく新しいものが生まれる。

まるで、絵本「ぐりとぐら」みたいです。

大きなホットケーキをつくって、森のみんなで美味しく楽しく食べる。

stack of pancakes with strawberry fruits
Photo by Chokniti Khongchum on Pexels.com

男性性と女性性のイメージを使うと、令和哲学の概念がとてもイメージしやすくなるように感じます。

そして、本当の女性性に行くためには、「究極の絶望」に行くこと(但し、体験・経験ではなくイメージで)が、とても大切で、すべての苦しみ悲しみを超えたときに、「究極の希望」に行ける、というコメントがとても印象的でした。

77億の絶望を全て集めた究極の絶望、その絶望でひとつになること。それが、実は究極の希望のスタート。

今日も読んで頂いて、ありがとうございました。


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傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこととは?

photo of a boy listening in headphones

今日は、「傾聴」について書いてみたいと思います。

人の話しを聞くこと。話すことよりも、聞くことの方が難しい、とよく言われます。

昔、令和哲学者のNohさんから、「本当に人の話しが聞こえるようになるには7年かかる」と言われたことがあります。話せるようになるのは1年で十分。話が聞けるようになることが、どのくらい難しく、そして大切なのことなのか、このワンフレーズだけでも身に沁みました。

そして、コミュニケーションの世界は、どのくらい誤解に溢れているのか。

どのくらい、自分勝手な解釈で、相手の話を聞いてしまっているのか。

しかも、全く悪気なく。

今日は、なぜ、そのように誤解に溢れてしまうのか、ということについて触れたいと思います。

分かりやすく言えば、一人一人、人生を通して体験経験してきたことは、全く違います。

自分と全く同じ体験経験をしてきた人はこの世に一人もいません。

これは、双子であっても同じことが言えます。

そして、人は、その人独自の体験経験を土台に、その人独自の判断基準(アルゴリズム)をつくりあげています。

昨日も少し書いたように、ある単語を聞いて、浮かぶイメージが人それぞれ違いがあるように、同じ話を聞いても、精密に見れば見るほど、10人いれば10通りの解釈が生まれているのです。

これは、飲み物に例えると、分かりやすいと思います。

既に自分のコップの中にはコーラが入っている。

glass of cola poured from bottle
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com



そして、相手の話は牛乳です。

close up of milk against blue background
Photo by Pixabay on Pexels.com



自分のコップを空にせず、相手の牛乳が入ってしまったとしたら?

「・・・・・!?」牛乳とはかけ離れた、想像しがたい味の飲み物になってしまいます。

そして、その味を「相手の話」として解釈して、相手を理解したつもりになってしまうのです。


なかなかホラーな話ですよね(汗)

混ぜるな危険

ほんとうにそうなのです。



では、どうすればよいのでしょうか?

それは・・・



まず、自分のコップを空にすること。



シンプルに、それだけです。

自分のコップに入っているものを、まずゼロ化すること。そうすれば、相手の牛乳を、牛乳本来の味で、美味しく味わうことが出来ます。


傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこと。

それは、まず、自分のコップを空にすること。


今日も、読んで下さって、ありがとうございました!



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感情をコントロールするには?

なぜか思うように行かない、落ち込んでしまってなかなか出口がみえない。そんな、どうにもならないときってありますよね。

気分転換すればいい、環境を変えればいい、といわれても、週末の気分転換も一過性で、月曜日に仕事に戻れば、また一気にテンションが下がってしまったり、環境を変える=仕事をやめてしまうことも簡単にはできないし・・・

感情のコントロールは、本当に難しいものです。

最近は、アンガーマネジメント、という言葉も聞かれるようになり、感情のコントロール手法について、本屋さんや、ネットで検索するといろいろな情報が出てきます。

angry black woman screaming in room
Photo by Liza Summer on Pexels.com

私も、少し調べてみたところ、

発達障害のお子さん向けの対処方法が書かれた記事や、

感情をコントロールするための7つのポイントが書かれた記事を見つけました。

こちらも、良く整理されていて、対処方法としては有効だと思うので、参考にされるとよいかと思います。

ただ、ご紹介した記事には、「生まれてしまった感情」への対処方法は書かれていましたが、

感情がどのようなしくみで生まれるのか、感情が生まれる出所、原因までは残念ながら言及されていません。

(一部、「感情がうまれるポイントを見極めましょう」という記載はありますが、いったい、そのポイントが何なのか(what)、そしてなぜそれが生まれるのか(why)、そしてどのように見極めたらよいのか(how to)、という詳細はここには書かれていませんでした。)

何事も、まず原因を知って、そこに対してしっかり対処して初めて、本当の解決になります。


例えば生理痛も同じ。

A子さんは、毎月辛い生理痛の痛みを、痛み止めを飲むことで解決していましたが、そのうち痛みがひどくなって、痛み止めを飲んでも効かなくなってしまいました。痛み止めの量を増やしましたが、胃もあれるし、効かないし・・・と困り果てて、いろいろ調べた挙句、血液循環や冷えが原因だったと知って、食生活を大幅に改善して、身体を温めることに終始したら、数か月後には、すっかり痛みが治まった。

(あくまで、生理痛については、A子さんの場合の一例です。)

痛み、という結果に対して薬で対処するだけではなく、根本原因を解決することが、急がば回れだったとしても、本当の解決には近道だった、という例えです。

感情についても同じ。

自分自身の感情が、どこから、どのように生まれているのかを知って、その原因にしっかりアプローチすることで、勝手に出てくる感情に振り回されたり、出てきた感情に、その場その場で対処するだけで終わるようなことはなくなります。

それだけではなく、自分の感情をコントロールできるようになれば、自分以外の周りの人の感情が、どのように生まれているのかもよく分かるようになったり、自分で感じたい感情を、自ら、積極的に、能動的に今ここ創り出すことも可能になります。

例えば、私自身のことをお話すると、以前は、人に嫌われることが何よりも怖くて、嫌われれば尋常じゃないくらいどーんと落ち込むので、八方美人と言われても、とにかく相手に合せて、相手の顔色を窺い、気分を害さないようにと、必死でした。

でも、いつも周りに気を遣いすぎているので、週末はぐったり、誰とも会いたくないような状態になる。でも、好かれようと頑張ることをやめられない。つまり、自分でも変だなあと思っても「嫌われたくない」そして「嫌われるのが怖い」という感情を、コントロールできませんでした。

でも、その感情がどこからどのように生まれるのかがハッキリとわかって、さらに、その感情の出発のゼロ化にも成功したので、今では、「嫌われたくない」という感情に振り回されることはすっかりなくなりました。

さらに、それだけではなく、お互いにとってよりよい関係性を創れる感情を、自ら積極的に創り出すこともできます。

感情がうまれる「仕組み」は人間だれでも共通で、これはnTech(認識技術)が解明しています。

そして、その仕組みに沿って、具体的に今ここどんな感情が生まれるかは、一人一人の個性がありますが、これは、nTechを応用した「無意識エンジン発見セッション」によって見えてきます。

そして、さらに、発見された根本原因に対して、お薬まで処方するのが「感情手術」という施術です。

感情手術は、NohJesu氏が以前、令和哲学カフェで実際に施術した際の動画がありますので、よかったらぜひご覧ください。クライアントさんの表情が前後で大きく変化した様子等、ご覧いただけます。

令和哲学チャンネルより



感情のコントロール、対症療法ではなく、根本治療に興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

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ある数学者について。

今日は、ある日本の数学者について、書いてみたいと思います。

なぜ、これを書こうと思ったかというと、実は、哲学と数学には、意外な共通点があることを知ったからです。

昨年は、令和哲学カフェをオンラインで毎晩見ながら、今までの人生で全く縁のなかった西洋哲学を聞きかじることができました。

宗教は信じることからスタート、哲学は疑うことからスタート。

疑い深い私には、実は哲学は合っているのかもしれません(笑)

そして、その哲学が数学と「似ている」と知ったのは、もう20年前のこと。

当時、母校の同窓会に参加した私は、数学科卒業だという大先輩から、母校の名誉教授で著名な数学者であった岡潔先生のことをお聴きしました。そのお話が、非常に印象的だったので今でもよく覚えています。

岡先生は、「数学と哲学はとても似ている」と話されていたそうです。どちらもどこまでも論理的に突き詰めるものだから、と。当時の私は、哲学は「心に関すること」とざっくりとらえていて、心構えや考え方といった、どちらかというと精神論に近いものだと思っていたので、哲学もどこまでも論理的だ、と聞いて、非常に意外に思ったことを覚えています。ただ、最近、岡先生のことを少し調べてみたところ、実はもっと深くかつ柔らかいイメージを持たれていたことが分かりました。


岡自身によれば、岡は「純粋な日本人」であり、日本人として持っている「情緒」に基づいて、その数学的世界を創造した。岡はこのような自身の体験に基づいた随筆をいくつか書いていて、一般にはむしろそちらの方でよく知られている。

三高時代、岡は友人に対し「僕は論理も計算もない数学をやってみたい」と語っている。岡の考えでは論理や計算は数学の本体ではなく、表面的なことを追うだけでは答えが見えてこないと思っていた。この見えざる数学の本体に迫ることと、仏教的叡智や情緒の探求は岡にとって表裏一体であったと考えられる。

引用元:Wikipedia『岡潔』より https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%BD%94




現在、すべての学問の頂点にあるのが数学と言われています。それは、目で見て観察できることを基準とする物理学で証明しきれない部分を、概念知識である数学(数式)によって解き明かせるから。

例えば、ヒモ理論のヒモ、やM理論の膜といった概念は、実際には観察した結果としての存在は実証はされていないけれど、数式や計算上ではつじつまが合う、という段階にあります。

つまり、現実的に観察できていなくても、数式で理論上証明できていれば、あとは実証を待つばかり、と言うことですね。近年、すべての光を吸収してしまうため観測は難しいとされていたブラックホールが観測(撮影)された、というニュースもとても大きく取り上げられていました。

哲学は言葉による概念によって、数学は数字による概念によって、この世の理(ことわり)を明らかにしようとする学問。どちらも西洋から来たものですが、この記事を読むと、

岡先生は、数学と哲学を表で、その裏に仏教を見ていたのかもしれません。

令和哲学は、0=∞=1というシンプルな数式で、仏教の世界と、数学の世界をシンプルに説明する概念でもあります。

さらに、令和哲学では、様々な西洋哲学も、そのシンプルな概念から解析し、歴史上の哲学者たちが何を、どこまで伝えようとしていたのかを、非常に分かりやすく解説しています※。

(※詳しくは、nTech Online Univ.に、令和哲学カフェのアーカイブ動画が掲載されていますので、ご興味のある方はご覧ください)

そして、一番重要なのは、今ここで、一瞬前の自分の考えすら手放して、新しく認識を構築することができること。

死生観も超えて、死の恐怖から自由になり、絶対的な安心感からいつも出発できる。

となりの人を愛しく思えること。そして自分自身も愛しく思える。

しかも無理やりではなく(笑)

これが、特定の人、何十年も苦行した果てにたどり着く境地ではなく、いまはたったの3日間で、到達できてしまう、そこまで体系化できています。

岡先生が探求し、目指されていた境地も、そんな境地だったのではないかと思います。

ひとりひとりが、心の底から安心して、∞の可能性を存分に発揮できる教育であり哲学を、日本から世界に発信する準備は、すでにできています。

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https://youtu.be/b98ah5R9SKI




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オリンピックについて考えてみた。

お久しぶりです。ここ半年(実際は1年)程、かなり集中して取り組む必要のある案件に関わっていたので、更新がすっかり止まってしまいました。

これからまた、少しずつ、令和哲学のことや日々のこと、関心のあることや、そらまめが提供しているサービス全般についても、書いていきたいと思います。

今日は、オリンピックについて思うことを少し。

今、オリンピックの開催について、否定的な人が多いようですね。

東京五輪・パラリンピックを今夏開催するべきだとした人の割合は24・5%、再延期するべきだは32・8%、中止は39・2%で、いずれも3月の前回調査の23・2%、33・8%、39・8%から横ばいだった。

2021/4/15日刊スポーツアンケートより引用 https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202104150000121.html


中止・再延期を望む人が、75%近くに上るようです。

諸外国の意見も、民間の調査によると過半数が開催に否定的だということです。

世界中の人が日本に集まり、コロナの新しい変異株ができることを危惧する声や、今も医療体制が大変な中、感染が起こった場合、選手たちを優先するのか、それとも日本人を優先するのか等、いろいろなリスクが考えられますから、無理して開催するよりはしない方が、明らかにリスクは低い、となるのはよく分かります。

直近のことを考えればたしかに、リスクが低い方を選びたくなりますよね。

そもそも、この問題は、日本のコロナ対策が、なかなか思うように進んでいない影響が、かなり大きいと思います。

日本のこれまでのコロナ対策を諸外国と比べてみると、欧米の様にハッキリとロックダウンをするわけでもなく、様子をみながら、なんとなくなんとなく、良い方向に向かえばよいな、といったスタイルで、どうしても「曖昧さ」を感じてしまいます。まさに、合言葉は「がまん」。

そして、飲食店に偏って制限を強いる緊急事態宣言や、蔓延防止法。一部の業種に特に大きな我慢を強いるスタイルは、「それなら、一斉にロックダウンしてウィルスを押さえ込んだ方が、公平性もあるし短期間で済んで効果的なのでは?」という意見も、飲食業界以外からも聞こえるようになっている現状もあると思います。

そんな中、オリンピック、さあどうするか、いよいよ判断を迫られているこのタイミング。

今の状態からみたら、開催を危惧して反対する意見が多いのは分かります。

でもしかし・・・

10年後、20年後の未来から見たら、どうでしょうか?

戦後の高度経済成長を経て、バブル崩壊を経験し、ものづくり中心に経済を成り立たせていくことがどんどん難しくなる中、次の産業が期待されつつも、ITに関しては、日本は今や中国・台湾に較べて後進国となっている現状。

コロナで観光産業もストップし、その目玉だった東京オリンピックも延期となり、もともとオリンピックのあとの日本はどうなるのか?と危惧されていたところに、コロナが長引いていることによる今回の延期か中止か、というオリンピックの開催を危ぶむ議論。

このまま、再延期はないと言われている中、オリンピック開催をただやめてしまえば、日本に、どんなメリット、そして未来がありそうでしょうか?

勇気ある挑戦を避け、成熟したあとの衰退をたどる斜陽の国、そんなイメージが加速する未来が、そこには見えてくる気がしてなりません。

もしも、ここで、「感染対策をしっかりやって、体制も整えてオリンピックやりましょう!」と力強く宣言し、実行するリーダーシップがあったなら、日本人であれば、様々な細かいことまで考えて万全に準備して、世界の選手団を迎え入れ、そして安心して競技をしてもらい、世界中に、「コロナ禍のなかでも、日本の人たちの団結によって、オリンピックが開催できた!」という、希望が示せるのではないかと思います。

日本が世界に示せるのは、自国のことだけを優先して、小さくとどまる姿ではなく、東日本大震災で見せた、大変な状況でも整然と並んで順番を待つような、世界中が大変な中でも、人間の精神の美しさを、その姿勢や態度でみせることではないでしょうか。

そして、今更ではありますが、このコロナパンデミックが始まった当初、いち早くウィルスの特性を解説し、日本式ロックダウンを提案して、心のコロナ、経済のコロナ、体(健康)のコロナに対処しようと発信していたのが、令和哲学者NohJesu氏でした。

令和哲学チャンネルより



そして今も、ポストコロナオンライン会議を通して、コロナ禍の今、様々な分野で活動する方々のリアルな声を聴きながら、これから日本が選択するべき道を、継続して提案し続けています。

令和哲学チャンネルより。ポストコロナオンライン会議アーカイブ動画



もしも1年前、日本が思い切って、日本式ロックダウンに踏み切っていたら・・・と残念に思う気持ちもありますが、”すべてを根源的な仕組み、メカニズムで解明し整理する令和哲学”が、まだ世の中でメジャーになっていない中では、困難な選択であることも理解できます。

今となっては、間に合わないタイミングに来ていますが、それでもまだ、日本が世界に示せることはあると思います。

これは、あくまで個人の意見ですが、多くの日本人は、「やろう」と決めたら、必ずやると思います。

日本が世界を感動させる。その一場面として、ぜひ、東京オリンピック、開催して欲しいと思っています。


●情報過剰な時代の羅針盤、NohJesuリテラシーマガジンはこちら。
https://www.literacy.noh-jesu.com/


あるものはある。ないものはない。

令和哲学カフェ、11月末から第2期が始まり、現在5日ごとにファシリテーターが交代して進められています。

1期は、全123回を、令和哲学者Nohさんが一人でリードし、これまでの哲学の壮大な歴史を一気に、そして丁寧に整理しながら、新時代の哲学【令和哲学】を提案しました。

そして2期は、1期を土台に、令和哲学を学んだメンバーが、テーマを選んで会を進行しています。

ファシリテーターによって、個性とテーマが融合して、とても見応えのある内容になっています。

今週は、令和哲学カフェから誕生した若き哲学者【大川 まこと】さんが

ー存在の謎解き編ー

と題して、存在、つまり、「ある」と「ない」についてアプローチしています。

これがまた、面白い。

パルメデウスは、

「あるものはある、ないものはない」

と言い切ったそうです。

何てシンプル~!!と痺れました。

2500年前、古代ギリシャの哲学者ですが、彼は、存在について探求した、初めての哲学者だったそう。

感覚というものは、「あるものをない、ないものをある」と思う、変化するもの。

だから感覚なんてものはニセモノだー!!!と言い放ったパルメデウス。

この宇宙神羅万象、すべてあったりなかったり変化するもの。

なので、まさに、脳が映し出す世界は全て偽物。

全てを生み出す「源泉的な動き一つだけがある」と言い切る令和哲学とめちゃめちゃ通じますね。

そして、今ここの現実は、その源泉的動きひとつが、見ている夢。

若き哲学者が語る、令和哲学との出会いで

今まで「ある」と思っていたものを土台にしてきたすべてがきれいに消えていく経験。

そして、それだけじゃなくて、今までの「ある」がなくなったところから、新しい感覚を付けていく楽しさ。

そんなことを語ってくれています。

なにより、とってもシャープに丁寧に、出演者の話を聞きながら整理していく若き哲学者の姿が、

日本の未来への希望と重なる、令和哲学カフェの夜でした。

今夜は、大川さんのリード最終日。

令和哲学の真打、令和哲学者、Nohさんも登場する、わくわくする回。

今夜も楽しみです!

【令和哲学カフェHP】はこちら
※とっても充実しているのでぜひ覗いてみて下さい!


猛暑の中、終戦の日に。

長い梅雨が終わって、カラッと晴れた!と思いきや

猛暑の日々がスタート。

今年、本当に地球は人間に過酷な試練を与えてきます。

コロナ禍だけではなく、豪雨に猛暑、世界中で起こっているこの出来事。

人間は、これから、どうなっていくのだろう?

そんなことを、誰もが考える時代になりました。

そして、夏の盛りの、お盆の真ん中、8月15日は、75回目の終戦記念日でしたね。

8/6、8/9、8/15。

一年間で一番暑く、そして親戚中があつまる季節。

でも、そこに、暗くシリアスに横たわる空気感。

以前の日本にとって、8月はどんな季節だったんだろう?と、想像もつかない位、

日本人で生まれてこの方、8月は毎年、「終戦」「戦後」「敗戦」といった二文字を深く刻み込む季節だったんじゃないかという気がします。

そして、日本人であれば、どんな人の中にも「もう二度と戦争はしない」という誓いのようなものが、意識はしなくても、暗く、悲しく、淋しい、悔恨の記憶の中に、無意識深くに刻み込まれているのではないでしょうか。

そして、「生きていてごめんなさい」「戦争をしてしまってごめんなさい」といった深い反省も、この、毎年8月のメディアからの情報配信(テレビ、ドラマ、ニュース)を通して、繰り返し繰り返し、日本人の意識の中に、教育され、浸透しているのだと思います。

私自身、そこまで、戦争に対して、罪悪感や、申し訳なさを意識的に感じていたわけではなかったのですが、

外国に行ったり、日本人以外の観点を聞けば聞くほど、日本人の中にある「罪悪感」に気付くきっかけがありました。

その、共通の罪悪感は、「日本」という国が、敗戦して、国に対する誇りや、アイデンティティを喪失したからこそ、個人個人の中に、深く影を落としているようにも思います。

なぜか、自信がない。どれだけ評価されていても、活躍していても、心の奥底を聞くと、たいがいの人が

「実は自分に自信がないのです」

そう仰います。

これは、戦後75年、国のレベルで解決しなければならない、人間の尊厳にかかわる問題だと、私は思います。

1945年8月15日、当時の昭和天皇は、

「このままだと、日本人全員が滅びてしまう。そしてそれは、人類全体が滅びることにもつながっていく。ならば、今は耐え忍んで、非常につらい思いはするだろうが、戦いをやめよう」

そう仰って、戦争を止められたそうです。

ふと冷静に考えても、原子爆弾というひどい爆弾を、一度に数十万人が死んでしまうようなそんな爆弾を、一般市民に向けて2つも落とされた、そんな国は日本以外にありません。

世界で一番、ひどい目にあったとしても、決してそのことを恨まずに、反省しすぎるほど反省して、平和を誓い続ける、そんな国も他に見当たりません。

でも、日本人にとっては、それが自然なことでもあります。

ただ、一つだけ気になるのは、やはり、ひとり一人の尊厳が、心の奥深いところで、とてつもなく傷ついている、ということ。

平和を、だれよりも、どの国よりも希求する、その意志があるのであれば、

まず、自らを、自らで十分に癒し、そして、そのもとで、世界の平和も担保していく。

それが、本当の日本の役割なのではないか、そんな風に私は思います。

暑い暑い、猛烈な暑さの日本列島から、そんなことを考えた、今年の終戦記念日でした。


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様々なゲストの皆さんが、濃度の濃いトークを繰り広げた8/15のポストコロナオンライン会議。

いくつかの質問に対して、様々な視点から語られる内容を興味深く拝聴しました。2時間半の内容ですが、見ごたえあります。よかったらご覧ください。

令和哲学チャンネルより

全体テーマ【beyond everything 日本の決断】

<会の中で話されていたテーマ>
Q.新型コロナウィルスのパンデミックには、どんな意味があるのか?
Q.給付金等で配ったお金を、どう回収するのか?(経済危機の解決策とは?)
Q.新しい価値観に向かうときに起こる、判断基準の違いをどのように解決したらよいのか?
Q.令和JAPANは、21世紀の世界にどんな貢献ができるのか?

令和哲学カフェの楽しみ方☆その②

令和哲学カフェで行われているのが、WHT(Widening Heart Technology) というコミュニケーション手法です。

WHTの詳細については、こちらをご覧ください。

https://reiwaphilosophy.com/introduceus/ourmethods/


このWHT、本当に、日本人の「あいまい」で「なんとなく」、そして「ふわっと」「だいたいわかるよね」「察する」が当たり前なコミュニケーション文化に、令和哲学者からの鋭いツッコミ(質問)が入り、

その質問を通して

びっくりしたり、衝撃を受けたり、むむむ!!???となったりするのと同時に、今まで見えていなかった新しい世界が開く、そんな驚きの技術です。

ぜひ、実際に体験してみて下さい!!

初めての方は、まずは視聴しながら、何が起こるか体感して頂くことをおススメします!

そんなWHTですが、昨日はまた、新しい気づきがあったので、書いてみたいと思います。

ここ最近の令和哲学カフェのテーマは「尊厳」ですが、ここに対して、昨日は令和哲学者Noh Jesu先生より、以下の質問が5人の出演者に投げ掛けられました。

「尊厳で生きるとは、どういうことですか?」

そこに対して、5人の出演者は、短い言葉で一人一人の意見を語りました。

その一つ一つも、とても深い内容でしたが、もっと驚いたのはその後。

Noh先生は、先週の5人の「尊厳」に対する意見と、今回の意見に、微妙な違いがあることを感じ取り、その変化が起こった背景を質問していったのです。

そこで出てきたのは、5人それぞれの、この数日間で起こった大きな変化でした。

その様子をみて感じたのは、

ひとつひとつの言葉に込められた、些細な成長を感じ取り、その背景を表現させることを通して、それをアウトプットした本人が一番、自分自身の中に変化が起こり、確実に成長していることを認識し、実感できるんじゃないだろうか、ということでした。

非常に自然に、各自の主体的な変化を促す、すばらしいプロセスだと、今回のWHTを見ながら感じた次第です。

その後の様々なやりとりも通して、最後に感じたことは、

「これは、現代版の禅問答なのかもしれない」

かつてお寺では、和尚さんと弟子が、質問と答えを通して、真理を学び、悟っていく、そんなプロセスが「禅問答」だったんじゃないかと思います。

WHTでは、質問と答えを通して、コミュニケーションのパターンに気付くだけではなく、

カント哲学でいう「認識主体の開発」が行われていく、そんな技術でもあると、そんな風に感じました。

令和哲学カフェ、繰り返し見れば見るほど、見方も深まり、どんどん楽しみ方も開発されていきます!

というわけで、今日お伝えする令和哲学カフェの楽しみ方は、

その② WHTに注目してみる!

令和哲学カフェ、平日毎晩21時~21時半、オンラインで無料開催中です!

https://reiwaphilosophy.com/

令和哲学カフェの楽しみ方☆その①

意識をアップデートする『令和哲学カフェ』毎晩平日夜21時~22時半、とっても楽しみに見ています!


と、言いたいところでしたが・・・

実は・・・

私、朝型人間なので・・・

なかなかその時間、起きているのがつらい(´;ω;`)ウッ…

しかも、テーマが【哲学】!!

純粋理性批判やら、先験的総合判断やら、聞きなれない単語がどんどん出てくる・・・

ただでさえ眠い頭に、全く単語が入ってこない!!!

しかも、一生懸命聞こうとすればするほど、睡魔が忍び寄り・・・

気づいたらエンディング音楽が流れて「ああああああああ!今日も、寝てしまった~!!!」と挫折感(´;ω;`)ウゥゥ

という状態が、1週間ほど続いておりました。

聴き方を工夫して、動いたりリラックスしたり・・・考えつくことはいろいろ試してみたものの・・・

動くともっと集中できない、リラックスすればさらに速やかに寝落ちする・・・(ダメじゃん(;’∀’))

さすがにこれは何とかしたい!

周囲では、「昨日、面白かったね~!!」「めちゃ感動した~!!!」「すごい発見があったよ~!!!」なんて声も飛び交い・・・

そんな感想を聞くたびに心は焦るばかり(;^_^A


で、私は、藁をもすがるココロで、電話をしました。

誰に?

朝型&寝落ち友達のCさんに。


「いや~、これどうしたらよいんだろうね」

「寝たくないのに寝ちゃうんよね~!!」

ひとしきり盛り上がり、そしてふと思いついたこと。


「そうだ!今夜は電話を繋いで、一緒に観ない??」

「それいい!そうしよう~!!」


悶々とする時間が、一気に楽しみに変わりました。

そして21時を迎えました。

始まったとたんに、

「やー、このスタートの動画、やっぱりいいね~!!!」

「お!!令和哲学者!真打登場!!!」

なんてツッコミ入れたりしながら、まさに、一緒にTVを見ている感覚。

「あれ、さっきのどんな話だった??」

「今のどう思う??」

なんて、いろいろ話しながら、アウトプットすることで、忍び寄る睡魔も逐一撃退(笑)

そんなこんなで、一瞬やっぱり沈黙しちゃうと油断してあれれ、ということもありましたが

あっという間の1時間半が終わりました!!


終わってみて思ったのは、何が大事だったかって

今までは、「画面の中」だけに意識を集中するところから、電話にも意識を向けて、しかもアウトプットしながら聞くことで、インプットとアウトプットのバランスが取れたこと。

それを通して、いつもの「当たり前」(ちゃんと聞かないと、学ぶとはこういうことだ等々)を自ら破壊できたこと。

これがかなり大きかったのです。

受動的スタイルから、能動的スタイルへ。

聴き方の変化が起こることで、楽しみ方が何倍にも広がりました。


これは、実は、日常の様々な場面での自分自身の無意識の姿勢態度(受動的)が反映されています。一事が万事、というやつですね。

そのことに気付かされたことは、とても大きな発見でした。


その後、数日たって、更に楽しみ方の幅が広がり、今は「寝落ちする」ことへの恐れは、キレイにゼロ化されました!


聞けば聞くほど深まっていく、令和哲学カフェ。

日常の姿勢態度にも革命が起こる、令和哲学カフェ。


朝型で、夜は寝落ちする、そんなあなたにも、この聞き方はおススメです!

その① 友達と電話でつなぐ

令和哲学カフェ、平日毎晩21時~21時半、オンラインで無料開催中です!

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