今の時代の危機とはいったい何なのか?①

close up photo of water

こんにちは。そらまめです。

今日は、今の時代の危機について、書いてみたいと思います。

私が今感じている危機、それは、大きく以下の4つあります。

1.物質文明の危機
2.コロナパンデミックによる危機
3.AIによる危機
4.方向性を見出せない日本の危機

これらの4つのうち、今日は1と2について、少し具体的に書いてみたいと思います。

1.物質文明の危機

「今のままのライフスタイルを続ければ、2050年には、地球上に人間がまともに住めなくなる」

IEP(経済平和研究所)というオーストラリアのシンクタンクが、そんな研究結果を発表しています。地球温暖化、環境汚染、大量生産大量消費大量廃棄等々、もう数十年前から予測されてきた問題を、人間はずっと棚上げしてきました。

水害や山火事、巨大台風や地震、気候変動、土地の大規模な陥没等々、近年は地球環境が大きく変化していることを示すような、様々なニュースが頻繁に流れています。

人口増加や気候変動により、資源の奪い合いが起こり、水や食料の不足も懸念され、2020年の研究結果では、2050年には10億人以上が避難民となると予想されているそうです。

人間が、もっと便利に、もっと快適にと、自然から必要以上に資源を搾取し続けた結果、人間が人間らしく生きられない、そんな未来が、今から約30年後、もう目前に迫っています。

2.コロナパンデミックによる危機

感染症の脅威は克服したと思いきや、未知のウィルスの登場により、今世界はパニックになっています。

新しいウィルスが次々生まれて、ワクチンを打ったとしてもそれですべてがきれいに解決するとは、とうてい思えません。デマや噂も横行して、どれが正しい情報化も分からない日々。自分自身も身近な人についても、感染のリスクやワクチンの副作用は大丈夫なのか?と心配になりますよね。

目に見えないウィルスに、人類は翻弄され、ウィルスとは何なのか、その本質的問いに答えられず、目に見える現象に対処することに忙しい西洋医学の限界も露呈しています。

そして、今の仕事がこのまま続けられるのか?ウィルスとの戦いが長期化すればするほど、経済的な不安も増大します。

若者の自殺、不安に思う子供たち、そして女性にもしわ寄せがきていると聞きます。

日本人は我慢強い国民だと思いますが、やはり心は不安で溢れている状態。

この不安はどうしたら解決できるのでしょうか?出口はどこにあるのでしょう?




この2つの危機によって脅かされるもの、それは「人間の尊厳の危機」ではないかと思います。

人間が、人間らしくこれからも生きていけるのか?そもそも人間は、地球にとって不要な存在、地球の生態系を乱すだけの邪魔な存在なのか?それとも、自らを進化させながら、地球をさらに発展させ、進化させることができる存在なのか?

人間が、可能性を秘めた存在だとすれば、今の状況は、人間が進化できるか否か、試されている時じゃないかと感じます。

実は私、20年前は、「人間は、地球にとってウィルスなんじゃないか」と本気で思っていました。そうであれば、淘汰されても仕方がないと。

そこに対して、だれも答えを持っていませんでした。大学教授でさえ「地球にとって人間がウィルスか??そんなことは分かるわけがない。」と、私の渾身の、かつ素朴な質問は、簡単に一蹴されました。

あの時の私であれば、今のコロナパンデミックを迎えて、真っ先に「これは地球から人間への罰。人類の粛清がとうとう始まった。」ととらえていたでしょう。

でも、20年前に出会ったある人は、私にはっきりと言いました。

「人間はね、地球をたくさんコピーするんだよ」

「?!?!?!」(どゆこと???←その時の、私の心の声です(笑))

ほんとに、「きょとん?」としちゃいましたが

今思えば、人間を進化させる道が、明確に見えていたからこそ、いかにも当たり前のことのように、その言葉がそのとき生まれたのだろうな、と感じます。

2002年に、私にその言葉をくれた人、それが令和哲学者であり21世紀悟り人NohJesuさんです。

令和哲学者ノ・ジェス紹介動画 – YouTube


当時の私は、自分嫌い、人間嫌い、こんなに地球に対して自然に対して、自分勝手に人間勝手にひどい振る舞いをし続けるなら、人間なんか全員死んでしまえ!と思っていました。

でも、Nohさんは、人間の可能性を確信していました。(そのように私からはみえました)

確信というより、知っている、という感じでしょうか。

そして、それは人間だけがすごいというよりも、自然も含めてすべてを生かす、何も、誰も取り残さない、すべてが大切であり尊いことを知っている、

まさに、道が、はっきりと、見えている、という感じです。

だから、力が抜けているし、超自然体。

それでいて、一般的な「リラックスしている」というよりは、そこに、自然にただある、という感じです。

それは、単語で表すなら、誰にも侵害されない、かといって誰も侵害しない、つまりすべてを大切にできる、まさに尊厳そのものとして、そこにある、といえば伝わるでしょうか。

「尊厳」といえば、Nohさんは、長年「尊厳(Dignity)」について研究してこられたハーバード大学のドナ・ヒックス教授とも感動の出会いを果たし、彼女の書籍の日本語版の出版に尽力し、その書籍の監修もしています。

ドナ・ヒックス教授『Dignity』出版メッセージ – YouTube


ドナ・ヒックス (Donna Hicks)氏
ハーバード大学心理学教授、Weatherhead Center for International Affairs所属。 Dignity(尊厳)とDignityが関係性の中で果たす役割について、初めて言語体系化した第一人者。 英国BBCの「真実と向き合う」と題するテレビ放映シリーズで、ノーベル平和賞受賞者であるツツ大司教と共同でファシリテーターを担うなど、国際紛争解決の現場において、世界各地の対立関係にある共同体間の対話のファシリテーターを20年以上に渡り務める。 また数多くの企業や組織には、自らが考案した「Dignityモデル」を適用した実践的コンサルティングも実施。 本書では、Delta Kappa Gamma Society(1929年に創設され、北米、欧州、南米、日本で優れた女性教育者を顕彰している協会)の2012年教育者賞を受賞。 現在ハーバード大学やコロンビア大学をはじめ、世界中でDignityを活用した対立解消法を学ぶコースの教鞭に立ち、Dignityの役割やリーダーシップに関するトレーニングやセミナーを世界中で展開中。


誰もが、尊厳そのもので生きることができる時代へ。

自分を尊厳でみることができ
人間を尊厳でみることができ
人と人、人と自然が尊厳関係を結べる

令和哲学者の発見と0=∞=1の教育体系化によって、まさに、かつて私が思っていたことと真逆の世界が実現できます。

10月9.10.11日には、Dignity2.0国際カンファレンスも開催されます。

人間が、Dignity1.0からDignity2.0に移動する、その道を示す初めての国際カンファレンス。楽しみです。(私もとあるブースに出演します!)

Dignity2.0国際カンファレンス2021 –

【リテラシー】の重要性

clear light bulb placed on chalkboard

こんにちは。そらまめです。

今日は、リテラシーについて、書いてみたいと思います。

リテラシーについて、辞書で調べてみると、

リテラシー【literacy】 の解説

1 読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。

2 コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー

3 情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。→情報リテラシー

引用元:goo辞書



とありました。

概ね、情報を処理して活用する能力、と言えるかと思います。

大量の情報にさらされる現代社会。

なんでも、現代は、1日に受け取る情報量が江戸時代の1年分、そして平安時代の一生分ともいわれているそうです。

想像しただけでも目が回りそうです。(江戸時代の人が現代に来たら、卒倒しちゃうかもしれませんね(笑))

その大量の情報を、どうとらえて活用するのか、どう処理して今の自分の人生や社会、そして未来に生かしていくのか。これはとても重要な能力と言えます。

しかも処理スピードも要求されます。

次から次へと、情報は押し寄せてくるのですから・・・


何事もそうですが、処理するにしても、何らかの基準が必要です。

これは必要、必要じゃない等。その基準も持てないままでは、ため込むか、無視するか、あきらめて、もう適当に感覚的に好きなものだけをチョイスするか、

そのくらいしかできなくなってしまいます。

部屋のお掃除や、断捨離に通じるところもありますね。

あなたなら、どの方法を選びますか?

私も、最近は、あまりの情報の多さにアップアップすることもしばしばあります。

そんな時、令和哲学の概念をつかって、この大量の情報を、どのように取捨選択できるか、ちょっと考えてみました。


Q:今の時代に、最適な情報の処理方法とは?

まず、最初に浮かぶのは、やはり、

「今の時代は、プラス(+)することではなくマイナス(-)すること」

です。つまり、知識は増やすのではなく、いったんオールゼロ化。

そして、ゼロ化したところから、1・間・点、その仕組みをつかって(すみません、これは、令和哲学(nTech)を学んでいないと分からないかと思いますが、短い文章で説明するには限界があるため、すみません・・・)自分自身が作りたい未来を今ここ設計すること。

これも、断捨離をイメージするとわかりやすいと思います。

まず、散らかった部屋を抜本的に片付けるには、以下の手順がシンプルです。

①部屋の中からすべてのものを出して、空っぽにする。
②その空っぽの空間を、どうデザインしたいか、目的をもって完成図をイメージする。
③②のイメージに従って、必要なもののみ、部屋の中の決めた位置に戻す。

部屋があなたの頭の中。
その中にたくさん散らばっているいろいろなものが情報。

そんな風にイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。


でも・・・

毎日流れてくる大量の情報を、的確にしかも時代に合うスピードで処理するのは、やっぱり大変ですよね。

そんなあなたに朗報です!

世界中に散らばっている大量の情報を一瞬で断捨離して、77億人がオールウィンできる未来をつくる方向性に合うように情報を再構築・再構成して、発信しているのが

NohJesuリテラシーマガジンです。

令和哲学やnTechを「まだよくわからない・・・」という方も、時事問題や、身近な話題を扱っていますので、自分ごととつなげて聞きやすい、受け取りやすいと思います。

かなり、よさそうだとおもいませんか?(手前みそかな(笑))

あなたの代わりに、現代の大量の情報を、NohJesu氏が断捨離して、快適なお部屋に住まわせてくれます!

令和哲学をすでに学んでいるあなたなら、自身の解析と、Noh先生の解析の、共通点や違いを整理して、さらに質問したりしてみると、リテラシー能力の向上につながっていくと思います。

どんなニュース番組のコメンテーターの意見を聞くよりも、自分自身の身になり、かつ参考になるのではないでしょうか。

NohJesuリテラシーマガジンの詳細はこちらから

先日お知らせした、明日のNohJesuリテラシーマガジン交流会は、本日24時〆切です。

今回は、非会員の方も参加できますので、ご興味のある方はぜひ!

詳細はこちらの記事から。

英語版【宇宙一美しい奇跡の数式 0=∞=1】創刊!!

photo of night sky

私が初めてNohさんと出会ったのは2002年の夏でした。

当時は、SEとして働いていた企業を退職して庭師になろうと手探りで勉強していた時。

「世の中にはいろんな問題があるけれど、すべての問題を生み出す根本問題って何だと思う?」

そんな問いにめっちゃ興味が湧いて、出会ったのがNohさんでした。

第一印象は、ぶっちゃけ最悪(笑)でしたが、提示された根本問題ひとつと、その解決策には超納得。というか感動∞。

以来、これまでいろいろなことに取り組みながら、この根本からの問題解決の道を、地道に一歩一歩進んでいます。

この美しく新しい数式【0=∞=1】これが、解決策でもあり新しい概念でもあります。

そして、先日、待望の英語版の書籍、

「The Most Beautiful Equation in the Universe 0=∞=1」

が発売開始されました!

しかもなんと、アマゾンで第一位!をとったそうです!



実は、すでに数年前、アメリカで、0=∞=1を伝える初めての講座が開催されました。その際、受講された方々からは、その概念が、これまで数学そして物理学で解明できなかったものを解明していること等、感動のコメントが寄せられています。

ポール・キャズウェル氏(Weave The People 創設者)から寄せられたコメント

ポールさんは、イギリスのロンドンにあるインペリアルカレッジで数学を専攻、その後、オックスフォード大学で教育学を専攻して、現在は組織コンサルの会社を経営していますが、精神世界の追求も深く、人の繋がりを世界中でつくっていきたい、と活躍されています。


マイケル・レイ氏(医学博士・歯科医師)から寄せられたコメント

マイケル・レイ氏(医学博士・歯科医師)は、この概念が、短時間で非常に深い知恵を共有できる内容であること等、語ってくれています。


ここに至るまでには、たくさんの方々の長年の努力と、日々の蓄積があり、これはもう一言ではとても言い表せません。

でも、たった一人の26年前の、ここ日本での出発がなかったら、これらすべてのことは今、ここにありません。それが、令和哲学者であり21世紀悟り人NohJesuさんの出発です。

Nohさんのこれまで26年間の歩みを紹介したVTRも先日完成して、この動画の中の4人の方々のコメントに、私の思いもすべて含まれていると感じています。


【0=∞=1】 その、全世界への発信。

これで世界が、始まりと出会える。

AIによる危機、コロナパンデミックによる危機、人間がどう生きるか問われる時代、その突破口となる哲学であり概念の発信。

どうか、たくさんの人に届きますように。

デジタル庁の発足と、Dignity2.0国際カンファレンスについて

こんにちは!そらまめです。

前回の更新から、2か月以上がたってしまいました。

この間、もう、この夏はいろいろなことがありすぎて・・・

一つはオリンピック。コロナパンデミックの中での開催を選択した日本。

反対する人も多く、リスクについても叫ばれていた中での日本政府の勇気ある選択。その結果、アスリートたちの姿や、メダルをとった選手の感謝のコメントひとつひとつに、勇気をもらった人、癒された人、若いアスリートの活躍に未来の希望を感じた人も、多かったのではないかと思います。

私も、こんなにオリンピックをしっかり見たのは、小学生の頃以来じゃないか?というくらい、夢中になりました(とくにスケボーにはわくわくしました!)。

パラリンピックも、選手たちの戦う姿、あきらめない粘り強さ、一つのプレーの裏にある日々の蓄積や努力、それを支える人たちの思いやエネルギーを思うと、目が離せなくなりましたし、「We have Wings」このメッセージには、深い意味が込められていることも、同時に感じた期間でした。

そして、季節は秋。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。

いろいろなことが、充実した、実りを迎える季節。

日本では、今月9月1日に「デジタル庁」が発足しましたね。

デジタル庁発足式での、菅首相のコメントを紹介します。

新型コロナ感染症への対応の中、行政サービスや民間におけるデジタル化の遅れが浮き彫りになりました。思い切ってデジタル化を進めなければ、日本を変えることはできない。

これを強力にリードする司令塔が必要である、こうした思いで、デジタル庁の創設を決断いたしました。

デジタル庁発足式を行いました |デジタル庁 (digital.go.jp)




コロナパンデミックが、デジタル後進国と言われる日本のデジタル化を後押しした形ですが、日本の課題が浮き彫りになって、その対策に一気に舵が切られたことは、日本の未来にとって必要な選択だったと感じます。

そして、10月10,11日は、今年から、「デジタルの日」として制定されたそうです。

デジタルの日とは
デジタルの日は、デジタルに触れ、

使い方や楽しみ方を見つける日。
年に一度の、デジタルの記念日です。
実は、今年初めて創設されました。

デジタルの日ホームページ (digital.go.jp)




折しも、10月9.10.11日は、Dignity2.0国際カンファレンスが予定されています。

このカンファレンスの趣旨は、以下の設立趣旨文(一部抜粋)の冒頭にもあるような、以下の問題意識に対する明確な解決策を提示するものです。

Dignity2.0国際カンファレンス設立趣旨文

人工知能(Artificial Intelligence:AI)は第3世代AIの中心である深層学習(Deep Learning)を超え、第4世代へ向かっています。この驚異的な進化は多くの利便性をもたらすと同時に、人間の肉体労働や知的労働を代替し始め、近い将来、大半の人間が無用者になると揶揄されるほど危機的な状況に追い込んでいます。そんな中での新型コロナウィルスの出現は、小さなウイルス1つさえも制圧できないという現代科学の限界を露呈し、世界共通の脅威となりました。健康被害のみならず、経済も瀕死状態に追い込み、心の健康も潰され、鬱や自殺、憤怒による暴力が蔓延するなど歯止めが効かない状態です。

これらの出現が、私たち人類に突き付けている究極の問い、それは『人間の尊厳とはなにか』ではないでしょうか。2045年には科学技術の終焉を迎えると言われ、これまでの時代が幕を閉じようとする中、本格的に心時代の扉を開けて次なるステージに上がるためには、この問いへの答えは避けて通れません。

Dignity 2.0 国際カンファレンス – Dignity 2.0 International Conference




私が2019年、2020年で立ち上げに関わった、マインドームインストラクターという資格制度、そしてnOU(nTech Online Univ. エヌテック オンライン ユニバーシティ)も、このカンファレンスに出展する予定ですが、

いずれも、「意識の作動原理」と「物理の作動原理」と「コンピューターの作動原理」をすべてつなげて、それらの動きのベースとなる源泉の動き、そこから生まれる「デジタルの動き」でシンプルに表すことに成功した認識技術・nTechを土台にしているので、デジタルとは深く関わりがあります。

101011、0と1にこだわって制定されたというデジタルの日ですが、このDignity2.0国際カンファレンスのまさに当日だったという、この偶然にとてもびっくり!しました。

コロナパンデミックが起こり、人と人が直接出会うことが制限されて、この状態がいつまで続くか見通しが立っていないこの時代に、その状態を補っていくためにデジタル化が加速度的に進んでいくことに対して、抵抗感や不安をもったり、そもそもデジタルなんて難しいと感じる方も多いかと思います。

元SE(システムエンジニア)として、かつてコンピューター業界にいた私でさえ、昨今のSNS化の流れやIoT(※1),IoE(※2)の流れにいったいどこまでついていけるんだろうか?と不安になることもあります。

※1:Internet of Things:モノのインターネット。従来インターネットに接続されていなかった様々なモノがインターネット経由で通信すること

※2:Internet of Everything:あらゆる物事のインターネット/すべてのインターネット。モノだけではなくヒトやサービスも含めたすべてがインターネットにつながること


ですが、このデジタル化の波、「何がなんだか分からない」と思えば、ただ漠然と恐れるしかありません。大切なのは、デジタルとはそもそも何なのか、自分自身とつなげて理解できて、「あ、結局すべてが、このシンプルなデジタルの動きで成り立っていたんだ!」とわかれば、「なるほど、そういうことか!」と気づきを蓄積しながら、怖がらずにゲームを楽しむように色々なことを試したり、新しいことに挑戦することも、断然軽やかになるはずです。

これが、様々なデジタル機器や道具を使いこなすことの数十倍、いえ数百倍大事で、しかも安心につながると思います。この、根本原理を知って様々な課題の根本問題にアプローチし、それを「具体的に」解決していく方法について、教育・経済・政治・文化芸術・健康・ライフスタイルといった、様々な角度から提案がなされるのが、このカンファレンスです。

ぜひ、たくさんの方にご来場いただいて、次世代の哲学、学問、そして希望のビジョンに出会っていただけたらと思います。


●Dignity2.0国際カンファレンス2021公式サイトはこちら

相手の話を聞く時に、知っておくべきたった2つのこととは?

今日は、令和哲学者NohJesu氏の語録の中から、珠玉のひとつをご紹介したいと思います。

それは、「相手の話を聞く時に、知っておくべきたった2つのこと」。

これを聴いた時には、「なるほどー!!」と目から鱗で、その後のコミュニケーションが、非常にシンプルになりました。

この話をする大前提として、先日このブログにも書きましたが、自分自身のコップは空にした状態で話を聞く、その姿勢態度がまず必要です。

それについては、こちらの記事をご覧ください。

今日のお話は、自分自身のコップは空にした状態、つまり、オールゼロ化した状態で話を聞くことが出来ている、という前提での、続きのお話になります。

人の考え感情は、一人一人全く違いますし、10人いれば10人全員バラバラ、多種多様です。

ときには、考えや感情が複雑に絡み合っている場合もあります。

もちろん、じっくり時間をかけて聞けば、相手の中でどんなアルゴリズムで考え感情が生まれているのかは、よく分かりますが、時には、表現スタイルが独特すぎて、なかなかわかりにくい場合もあります。

ですが、すべての存在の成り立つ仕組み、絶対世界と相対世界の関係性を明らかにして、相対世界の現象すべてをシンプルに解析する令和哲学者NohJesu氏が発明したNR Thinking Methodに基づいて整理すると、

実は、相手の話は、以下の2つに集約されるとのこと。

それは、

「〇〇」と「△△」。

この、〇〇、△△には、何が入ると思いますか?

私も初めて聞いた時は、「ん?ほんとに??」と衝撃でしたが、仕組みから見ると確かにその通り。

人は、このたった2つのことを表現するために、様々な言葉を使い、感情や考えを展開して、なんとか伝えようと頑張ります。

でも、本当は、こんなにシンプルだったのですね。

みなさんも、この2つ、ぜひ考えてみて下さい。

種明かしは、明日!お楽しみに!

今日も読んで頂いてありがとうございました。


令和哲学者NohJesu氏が毎晩出演する、令和哲学カフェはこちらです。


◆令和哲学カフェ|平日毎晩無料開催中!

情報の洪水の中で、何を選べばよいのか?

anonymous person with binoculars looking through stacked books

インターネットで世界が繋がって、SNSを使うのが当たり前になった昨今、ネット上には様々な情報があふれかえっています。

例えば、新型コロナウィルスのワクチン接種に関しても、ネット上には賛成反対、いろいろな情報が出てきます。

ニュースで報道されることが、必ずしも正しいわけではない、と知ってしまっている現代に生きる私たちは、玉石混合、さまざまな情報の洪水の真っ只中にいます。

そして、最終的な判断は一人一人にゆだねられている、そんな現在地ですよね。

いったい、何を基準に判断したらよいんだろう?

できれば、正しい判断をしたい。でも正しいって何だろう?

そんな風に思う場面も、多いのではないでしょうか。

「この人の言うことを聴いておけば間違いない!」

という人がいればよいのですが、そんな人を見つけること自体も難しいし、変化の速い時代です。その人の言うことがいつも正しいとは限らない、とうっすらわかってしまうのも、この時代の特徴だと思います。

ではどうしたらよいのでしょうか?



そんな時は、まず自分の中で、今ここ何を優先するかが明確になっていることが大事です。

優先順位が明確になるには、今まで、自分自身が何を優先して生きてきたのかをちゃんと知ること。

そして、自分自身だけではなく、人間が、今までどのような仕組みで優先順位を決めてきたのか、

その仕組みを理解すること。

そして、理解が出来たら、一旦、その仕組みの外に完全に出て、まずは、まっさらな土台に立ってみること。

そこから、自分の意志で、新しく優先順位を決めること。これもまた、仕組みに沿って。


この順番で、新しい基準を創れたなら、

シンプルに、今ここ、どんな情報を選択すればよいか、その優先順位や、

そして様々な情報をどう扱い、解析すればよいかが見えてきます。

仕組みに沿って理解することで、誰かの言っていることを盲目的に信じたり、依存したりせずに、自ら意思決定することができるようになります。

優先順位の決め方については、令和哲学チャンネルにヒントになる動画があったので紹介しますね。

人間共通の仕組みをしるコンテンツはnOUで、ご自身の優先順位を決めている判断基準・無意識に働くエンジンを知りたい方はそらまめにご相談下さい。



◆令和哲学チャンネル|令和哲学で解決!「自分のことを優先できない…」


◆気軽にnTechの基礎を学ぶなら|nOU(nTech Online Univ. )



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もっと自由に生きたい、と思ってはいけないのか?

もっと自由に生きたい。

もっと自由に羽ばたきたい。

今いるところが、とても窮屈に感じてしまう。

そんなことってありませんか?

以前の私は、

・実家を離れる高校時代まで
・バイトして好きなことして、やりたい!と思いつくことはほぼ一通りやったバブル真っ盛りの大学時代
・順調に就職して経済的にも自由、毎年海外旅行に行くのがお約束の会社員時代

といった、人生のどんなシーンでも、「もっと自由に生きたい」そう感じていました。

客観的に見て、どんなに自由を謳歌していたとしても、いつも何かに縛られている感覚。


自分を縛っているもの。それが、「自分自身」だと気付いたのは、20才のとき、憧れの国、アメリカに1.5カ月のホームステイにいった帰りの飛行機の中でした。

なぜ、その時、それに気付いたかというと、当時の私は、「自由の国アメリカ」にものすごく憧れを持っていて

「この閉塞感、閉塞的な気分は、アメリカに行けば解消されるに違いない!だって、アメリカは自由の国なんだから!」

と、かなり本気で思っていたのです。

でも、実際行ってみると、そこで感じたのは

「ん?なんか思ってたのと違うぞ?」

という違和感でした。

もちろん、さばさばしていて、細かいことは気にしない、言いたいことはハッキリ言い合う、といった、いつも堂々としてあっけらかんとした感じに、日本との違いは感じました。でも、私にとっては、それが「自由であること」とは直結しませんでした。

逆に、アメリカに行って、短期間ですがアメリカ人と一緒に生活したことで、日本人としての「感覚の違い」(例えば、言わずに察する、まず相手に気を配る、等)を明確に実感して、しかもそちらの方が心地よいとまで感じて、「あ、私は日本人なんだ」と初めて自覚したのです。

ちょっと思い出話が長くなりました(笑)

はじめに戻って・・・


もっと自由に生きたい!と思うこと。

それは、全く悪いことではありません。

逆に、自由に生きたい!と思い、20才で、環境を変えれば自由になれるわけじゃない、自由にさせていないのは、自分自身だと気が付き、自分の変化が必要だ、と悟った私も、

その自分自身から本当に自由になれるメソッドと出会えたのは、それから10年以上後のことでした。

その10年以上の日々は、今思うと、絶望の連続でした・・・(汗)

でも、そのひとつひとつの絶望は、本当の絶望ではなく、ある意味、究極の絶望(=究極の問題一点)の副産物だったんだ、とうことが今ではよくわかります。

その、本当の絶望に出会えて初めて、

長年追い求めていた、「自由」と出会うことが出来ました。

自由を追い求めたからこその出会い。諦めない限り、必ず出会うことができます。

今日も読んで頂いてありがとうございました。

◆令和哲学カフェ|平日毎晩無料開催中!



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トップアスリートでさえ心を統制できないのはなぜ?

people standing on blue and green tennis court

先日、大阪なおみ選手が、全仏オープンを棄権しました。

記者会見を拒否し、その理由として、うつを告白し、大会を棄権することに。

大坂なおみなぜ棄権?会見ボイコット発言の英語原文と反応まとめ

このニュースを聞いて感じたことは、

心身を鍛錬し続けてきたトップアスリートでさえ、コートの外ではうつに悩まされる、つまり、感情を統制することがどれだけ難しいのか、ということです。

試合でピンチのときにも気持ちをコントロールして、自分自身の能力を最大限に発揮できるように普段からトレーニングしない限り、世界のトップになるということは難しいでしょう。

そんな鍛錬を、日々、人生のほとんどの時間をかけてトレーニングしている大阪なおみ選手のようなトップアスリートでさえ、感情をコントロールできない、不安にさいなまれる場面がある。

なぜ、感情をコントロールすることは、こんなに難しいのでしょうか?



以前、大活躍していたお笑い芸人の方が、急に心身の不調を理由に長期休養をしたことがありました。

そして最近では、若いころと変わらずに活躍し続けてきた女優さん、深田恭子さんも、適応障害ということで、休養されるというニュースが流れました。

このことは、一見、とても強いメンタルをもっていそうに見えるトップアスリートや、長期に渡って活躍し続けているタレントの方も、

何かの条件が変われば、感情の統制が難しくなってしまう、という具体例だと言えます。

nTechでは、人間は、幼少期に経験したショックな場面によってつくられたエンジンによって、無意識でアクセルやブレーキを踏んでしまう、そのような仕組みがあると言っています。

それが、感情と、とても密接に関係しています。

幼いころに一度できてしまったエンジンから自由になれず、感情に振り回されてしまう。それを、人生で何度も繰り返してしまうのです。

人間の仕組みが分かり、その外に出て、自分が無意識にどんなエンジンをもって生きているのか全体像が見えた時、初めて、感情のコントロールができるポジションに立つことが出来ます。


それには、まずは、今まで、一体何が問題だったのか?を知ることから。

自分のせいでも、相手のせいでもなく、実は人間だったら誰もが共通して抱えていた問題、その根本的な問題一点を知ることです。

そして、その問題を知らずに生き続けることが、もしくは知ったとしてもその問題を正しく認識できずに生き続けることが、今の、そして未来の人間にとってどれだけ絶望的なのかを「正しくイメージできること」がとても重要です。


今日も読んで頂いて、ありがとうございました。



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そもそも、悩みとは、どこから生まれるのか?

今日は、悩みがうまれる原因について、書いてみたいと思います。

このブログでも、30代や40代の女性の悩みをご紹介してきましたが、私たちの頭の中には日々、いろいろな悩みが生れたり、消えたりします。

ひとつの悩みが解決したと思ったら、しばらくすると、また別の悩みが生れたり、

別の悩みと思っていたら、あれ?なんだか以前と同じことで悩んでる?私?

と気が付いたり。

人生は、そんな風に、次から次へと悩みが襲ってくる、そんなもんでしょ。

とあきらめの境地になったり。

私も、以前は、そんな「悩み」に明け暮れる日々を過ごしていました。



では、そもそも、この「終わりなく悩みが生まれる原因」とはなんでしょう?

悩み、というものは、シンプルに考えれば

【理想と現実のギャップ】

と言えます。

「こんなはずじゃない!」

と思うのも、「理想の状態」のイメージがあればこそ。

もしも、今が最高!といつも思っていれば「こんなはずじゃない」という言葉自体、うまれてきませんよね?

となりの芝生は青い。という言葉にもあるように、理想はそっち(隣の芝生)だ、ここにはない、と思ってしまう。

ここまで読んでみて、どうでしょうか。

そうかそうか。「となりの芝生は青い。」ついうっかり思っちゃったな。自分の芝生、自分の足元の幸せを、ちゃんと認識しよう!そんな風に思った方もいますよね。

でも、そう頭では分かっていても、なかなかやっぱり、自分の足元を幸せと、100%思えないのが私達人間です。

今ここ、今おかれている状況そのものを、丸ごと全肯定できたら、それはそれはいつも満たされている状態になれるし、スッキリしそう。でも、そんな方法、一体あるんだろうか?

そう思われる方がほとんどじゃないかと思います。


では、どうしたらよいのでしょうか?

この現実は相対世界。かならず「2つ」があります。

例えば、理想と現実。これも相対する2つ。

つまり、理想と現実のはざまをさまようよう、つまり理想と現実を行ったり来たりするように、そもそもできているのが、相対世界。

つまり、相対するものを一つにできない限り、この行ったり来たりは終わりません。

そのためには、まず、この相対世界が生まれる前、もともと「2」でなく「1」だった、その出発にもどることです。

出発に戻るための一番大切な第一歩。それは、今まで人間が当たり前に使ってきた「脳」、実は、この脳機能に、そもそも限界があったことを知ること。

悩みの根本原因を発見できることが、悩みをオールクリアするスタートになります。



◆令和哲学カフェ|平日毎晩無料開催中!

フードロスについて、思うこと。

assorted sliced fruits in white ceramic bowl

先日、「日本のフードロスは、年間800万トン」というニュースを見ました。

800万トン。とてつもない数字でイメージがわきません。

農林水産省の統計でみると、国民一人当たりが、一年間に食べる量は、458.9kg(1日当たり約1.3kg)。

800万トンを単純に割ると、なんと、約1750万人分の食料に相当する量が廃棄されていることになります・・・

なんという無駄。

少し調べてみたら、世界の食糧問題について、とても分かりやすく書かれているサイトがありました。

このサイトの中には、以下の記載もありました。

・世界では毎年、食用に生産されている食料の3分の1にあたる13億トンが捨てられています

・たとえば、ハンバーガー1個に使われている小麦や牛肉を生産するためには999リットル=2リットルのペットボトル500本分の水が必要です

https://worldfoodday-japan.net/world/


私たちは、どのくらいの地球上の資源を消費して、食料を得ているのでしょう。しかも、世界規模で見れば、その資源の1/3をただ無駄にしていることになります。

このままのライフスタイルを続け、人口が増え続けたら、以前から言われてきたことですが、人間によって地球環境は破綻するでしょう。それを防ぐために、地球は自浄作用に傾く。とすれば、地球が危機感から、人間の活動をストップさせるために新型コロナウイルスというものを生じさせた、といった解釈も納得できます。

では、私達人間は、今の当たり前のライフスタイルの、何を、どこから、どのように変えて行けばよいのでしょうか。

このライフスタイルが始まったのは、フランス市民革命、産業革命以降でしょう。

つまり、西洋でルネサンスが起こり、科学万能主義に人間の文明が切り替わったところから始まっています。

6/2の令和哲学カフェでは、科学技術の終焉と、哲学の時代のはじまりについてディスカッションが展開されていました。

科学とは何か?哲学とは何か?それぞれの役割とは何なのか?

科学と哲学がそれぞれが、対称性で語られ、非常に深まるものがありました。

科学技術を追求し続けてきた人類の生活は、ものすごく便利になり、いろいろなものが、簡単に安い値段で手に入るようになっています。ですがその反面、心は孤独な人が増え、ウィルスによって家の中に閉じ込められ、さらに人間よりも賢いAIまで登場してしまって、多くの人は無用者階級に落ちると言われています。

さらに、貧富の格差も含めて二極化はどんどん進み・・・。そのように、今、人類は完全に、あるべき方向性と行き場を見失っています。

人間を幸せにするはずだった科学技術が、人間をここまで追いつめている。

便利さを追求し続けたら、いつのまにか、なんだかとても心が不自由な世界になってしまった。

西洋哲学は、これまで、科学技術の後塵を拝してきました。なぜならば、飛躍的に発展してきた科学(数学・物理学)を包含して説明、整理整頓できる「哲学」が生れていなかったから。

令和哲学は、最先端の数学、そして物理学も、一つの数式と、シンプルなイメージを使って説明しています。人間とは何なのか、人間の認識メカニズムは、どこから、どのように生まれているのか、そして、目の前の現実・現象は、どのように成り立っているのか、それらを、明確に語っています。

だからこそ、脳機能の限界を語りながら、その脳を中心に発展してきた今までの全ての学問は、中途半端であると言い切って、基準点を脳の外、白紙に戻したところから、新しい認識方式でスタートしましょう、と伝えています。

哲学の役割は、今までのすべてにノーをすること。

時代をけん引できる、新しい哲学は、すでに日本から生まれています。

今日も、読んで頂いて、ありがとうございました。


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