傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこととは?

photo of a boy listening in headphones

今日は、「傾聴」について書いてみたいと思います。

人の話しを聞くこと。話すことよりも、聞くことの方が難しい、とよく言われます。

昔、令和哲学者のNohさんから、「本当に人の話しが聞こえるようになるには7年かかる」と言われたことがあります。話せるようになるのは1年で十分。話が聞けるようになることが、どのくらい難しく、そして大切なのことなのか、このワンフレーズだけでも身に沁みました。

そして、コミュニケーションの世界は、どのくらい誤解に溢れているのか。

どのくらい、自分勝手な解釈で、相手の話を聞いてしまっているのか。

しかも、全く悪気なく。

今日は、なぜ、そのように誤解に溢れてしまうのか、ということについて触れたいと思います。

分かりやすく言えば、一人一人、人生を通して体験経験してきたことは、全く違います。

自分と全く同じ体験経験をしてきた人はこの世に一人もいません。

これは、双子であっても同じことが言えます。

そして、人は、その人独自の体験経験を土台に、その人独自の判断基準(アルゴリズム)をつくりあげています。

昨日も少し書いたように、ある単語を聞いて、浮かぶイメージが人それぞれ違いがあるように、同じ話を聞いても、精密に見れば見るほど、10人いれば10通りの解釈が生まれているのです。

これは、飲み物に例えると、分かりやすいと思います。

既に自分のコップの中にはコーラが入っている。

glass of cola poured from bottle
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そして、相手の話は牛乳です。

close up of milk against blue background
Photo by Pixabay on Pexels.com



自分のコップを空にせず、相手の牛乳が入ってしまったとしたら?

「・・・・・!?」牛乳とはかけ離れた、想像しがたい味の飲み物になってしまいます。

そして、その味を「相手の話」として解釈して、相手を理解したつもりになってしまうのです。


なかなかホラーな話ですよね(汗)

混ぜるな危険

ほんとうにそうなのです。



では、どうすればよいのでしょうか?

それは・・・



まず、自分のコップを空にすること。



シンプルに、それだけです。

自分のコップに入っているものを、まずゼロ化すること。そうすれば、相手の牛乳を、牛乳本来の味で、美味しく味わうことが出来ます。


傾聴ができるようになるために知らなければならない、たった一つのこと。

それは、まず、自分のコップを空にすること。


今日も、読んで下さって、ありがとうございました!



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相手と話がかみ合わない・・・

・あの人、何を言っているかいつもよく分からない
・雑談は会話が弾むのに、仕事の話になると急にギスギス
・昔はなんでも分かり合えたのに、年を取るごとに理解できない部分が増えてきた
・1対1で話していたことと、公の場で話していることが全然違ってびっくり

そんなことってありませんか?

相手と話がかみ合わない・・・そんな時、「何で?どうして?」と思いますよね。

最初から、「よく分からない人」であれば、まあ、あの人はそういう人だから、とあきらめることもできますが、

分かり合えていた時期が過去にあればあるほど、「以前はそんなことなかったのに!」と、その疑問は大きくなり、相手が悪いのか、自分が悪いのか、と犯人捜しをしたり、

「なんでわかってくれないの??」とつい言ってしまったり、逆にそう相手から言われて傷付いてしまったり・・・そんなこともあると思います。

なぜ、話がかみ合わない、もっといえば、「分かり合えない」ということが起こってしまうのでしょうか?


実はこれ、あなたのせいでもなければ、相手のせいでもありません。


なぜならば、もともと、全然、わかり合ってなんかいなかったのですから。

ちょっとびっくりするかもしれませんが、でも、よくよく考えればこれが事実であることが分かってきます。

そのことを、簡単に説明しましょう。実は、とてもシンプルなことです。

例えば、「りんご」。

clear light bulb placed on chalkboard
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その単語を聞いて、あなたは、どんなりんごを思いうかべますか?

赤いリンゴ?青いリンゴ?アップル社のロゴ?はたまた、スティーブジョブス?

単語を聞いて浮かぶイメージは、実は、一人一人バラバラなのです。

そんな、単語の組み合わせ、言語を使って私たちは普段、コミュニケーションをしています。

そして、相手のことを理解した気になっていますが、理解しているのは、あなたの頭の中にしかない相手であって、本当の相手ではありません。

それを知らずに、相手のことを分かったつもりになっているときに

「相手とかみ合わない」という思いが生まれます。

相手のことが、本当に100%すべて分かってしまったら、「かみ合わない」なんてことは、うまれるはずがありません。


では、相手を100%理解するためにはどうしたらよいでしょう?

そのためには、まず、

「そもそも、今まで全然かみ合ってなかった!」ということを知ることから。

それが解れば、まず安心。スタートラインに立てます。

そして、「じゃ、どうしたら分かり合えるんだろう?」その質問が生れます。

そうすれば、まずは大成功!

まずは、全く分かり合えてないことを、とことん理解していきましょう!

何が問題だったか、ハッキリわかること。

それが、本当のはじまりになります。


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感情をコントロールするには?

なぜか思うように行かない、落ち込んでしまってなかなか出口がみえない。そんな、どうにもならないときってありますよね。

気分転換すればいい、環境を変えればいい、といわれても、週末の気分転換も一過性で、月曜日に仕事に戻れば、また一気にテンションが下がってしまったり、環境を変える=仕事をやめてしまうことも簡単にはできないし・・・

感情のコントロールは、本当に難しいものです。

最近は、アンガーマネジメント、という言葉も聞かれるようになり、感情のコントロール手法について、本屋さんや、ネットで検索するといろいろな情報が出てきます。

angry black woman screaming in room
Photo by Liza Summer on Pexels.com

私も、少し調べてみたところ、

発達障害のお子さん向けの対処方法が書かれた記事や、

感情をコントロールするための7つのポイントが書かれた記事を見つけました。

こちらも、良く整理されていて、対処方法としては有効だと思うので、参考にされるとよいかと思います。

ただ、ご紹介した記事には、「生まれてしまった感情」への対処方法は書かれていましたが、

感情がどのようなしくみで生まれるのか、感情が生まれる出所、原因までは残念ながら言及されていません。

(一部、「感情がうまれるポイントを見極めましょう」という記載はありますが、いったい、そのポイントが何なのか(what)、そしてなぜそれが生まれるのか(why)、そしてどのように見極めたらよいのか(how to)、という詳細はここには書かれていませんでした。)

何事も、まず原因を知って、そこに対してしっかり対処して初めて、本当の解決になります。


例えば生理痛も同じ。

A子さんは、毎月辛い生理痛の痛みを、痛み止めを飲むことで解決していましたが、そのうち痛みがひどくなって、痛み止めを飲んでも効かなくなってしまいました。痛み止めの量を増やしましたが、胃もあれるし、効かないし・・・と困り果てて、いろいろ調べた挙句、血液循環や冷えが原因だったと知って、食生活を大幅に改善して、身体を温めることに終始したら、数か月後には、すっかり痛みが治まった。

(あくまで、生理痛については、A子さんの場合の一例です。)

痛み、という結果に対して薬で対処するだけではなく、根本原因を解決することが、急がば回れだったとしても、本当の解決には近道だった、という例えです。

感情についても同じ。

自分自身の感情が、どこから、どのように生まれているのかを知って、その原因にしっかりアプローチすることで、勝手に出てくる感情に振り回されたり、出てきた感情に、その場その場で対処するだけで終わるようなことはなくなります。

それだけではなく、自分の感情をコントロールできるようになれば、自分以外の周りの人の感情が、どのように生まれているのかもよく分かるようになったり、自分で感じたい感情を、自ら、積極的に、能動的に今ここ創り出すことも可能になります。

例えば、私自身のことをお話すると、以前は、人に嫌われることが何よりも怖くて、嫌われれば尋常じゃないくらいどーんと落ち込むので、八方美人と言われても、とにかく相手に合せて、相手の顔色を窺い、気分を害さないようにと、必死でした。

でも、いつも周りに気を遣いすぎているので、週末はぐったり、誰とも会いたくないような状態になる。でも、好かれようと頑張ることをやめられない。つまり、自分でも変だなあと思っても「嫌われたくない」そして「嫌われるのが怖い」という感情を、コントロールできませんでした。

でも、その感情がどこからどのように生まれるのかがハッキリとわかって、さらに、その感情の出発のゼロ化にも成功したので、今では、「嫌われたくない」という感情に振り回されることはすっかりなくなりました。

さらに、それだけではなく、お互いにとってよりよい関係性を創れる感情を、自ら積極的に創り出すこともできます。

感情がうまれる「仕組み」は人間だれでも共通で、これはnTech(認識技術)が解明しています。

そして、その仕組みに沿って、具体的に今ここどんな感情が生まれるかは、一人一人の個性がありますが、これは、nTechを応用した「無意識エンジン発見セッション」によって見えてきます。

そして、さらに、発見された根本原因に対して、お薬まで処方するのが「感情手術」という施術です。

感情手術は、NohJesu氏が以前、令和哲学カフェで実際に施術した際の動画がありますので、よかったらぜひご覧ください。クライアントさんの表情が前後で大きく変化した様子等、ご覧いただけます。

令和哲学チャンネルより



感情のコントロール、対症療法ではなく、根本治療に興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。

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AI時代を生き抜くキーワードとは?

clear light bulb

これから、子どもに何を学ばせたらよいのか?

お母さん方が、一番悩むことじゃないかと思います。

体と心を鍛えるスイミング?
IT時代なのでとにかくプログラミング?
協調性や冒険心、チャレンジ精神をつけるためにボーイスカウト?
唯一無二の才能の発掘のために絵やピアノ、バイオリン?

スマホをもてば、学校の先生よりも詳しく解説してくれる、Google先生が大活躍する時代。暗記メインの教育に、意味を見出すのが本当に難しく、「何のために学ぶの?」そんな疑問をもつ子供たちが、どんどん増えている昨今。

AIの性能は加速度的に進化していて、シンギュラリティ(技術的特異点)に達したら、IQ10000にもなる、とも言われています。アインシュタイン等、天才と言われる人のIQが180~200程度ですから、人間には到底追いつけない、叶わない領域です。

今ある仕事の中でも、ロボットやAIに代替される仕事は、医者や弁護士など、専門的かつ高収入な職業にまで及ぶと言われています。

このような未来を想像したとき、一体今、子どもたちに何を学ばせたら幸せに生きられるのか?本当に悩ましい問題だと思います。


ここで重要になるのは、AIには何ができて、何ができないのか、そこを客観的に考えてみること。


AIつまりコンピューターは、そもそもが、データをインプットしてそこに決められたアルゴリズムを走らせて、結果を導き出す、というシンプルなつくりになっています。

この、データありき、アルゴリズムありき、の状態からは、どうがんばっても抜け出せません。

つまり、まったく新しく、ゼロから今までにない何かを生み出す、ということは、単純に考えても、コンピューターの構造上できないのです。


そこに、人間の可能性があります。


もしも人間が、認識をオールゼロ化できて、全く新しい情報知識を生み出すことができるようになる、としたらどうでしょう?だれも考えたことがないアイデアがどんどん生まれて、それが形化されていく未来。どれだけ加速度的に、文明が進化していくでしょうか。

そして、そこでは、AIと人間、上手に役割分担が出来そうだと思いませんか?

人間は、今までは、認識をゼロ化することは不可能でした。死ぬことでリセットされるように見えても、仏教で輪廻転生やカルマなどと言われているように、エネルギーとしては残り続ける、と言われます。

歴史上の人物でも、オールゼロ化に成功した人はいましたが、それを言葉で伝達することは非常に困難だったため、長年の修行を要したり、それでも到達できる人が非常に少ない、といった現実がありました。しかも、オールゼロ化したところから、この現実がどのように出来上がっているのか、その仕組みまで解明できた人は、これまでいませんでした。


でも・・・、安心してください!


令和哲学・nTechは、そのオールゼロ化を「生きたまま」可能にする哲学であり、技術でもあります。オールゼロ化したところから、全く新しい情報知識を、仕組みにそって創造することも可能です。

AI時代を生き抜くキーワード、それは「オールゼロ化」。

今から子どもに学ばせるなら、この未来技術をおススメします!


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ある数学者について。

今日は、ある日本の数学者について、書いてみたいと思います。

なぜ、これを書こうと思ったかというと、実は、哲学と数学には、意外な共通点があることを知ったからです。

昨年は、令和哲学カフェをオンラインで毎晩見ながら、今までの人生で全く縁のなかった西洋哲学を聞きかじることができました。

宗教は信じることからスタート、哲学は疑うことからスタート。

疑い深い私には、実は哲学は合っているのかもしれません(笑)

そして、その哲学が数学と「似ている」と知ったのは、もう20年前のこと。

当時、母校の同窓会に参加した私は、数学科卒業だという大先輩から、母校の名誉教授で著名な数学者であった岡潔先生のことをお聴きしました。そのお話が、非常に印象的だったので今でもよく覚えています。

岡先生は、「数学と哲学はとても似ている」と話されていたそうです。どちらもどこまでも論理的に突き詰めるものだから、と。当時の私は、哲学は「心に関すること」とざっくりとらえていて、心構えや考え方といった、どちらかというと精神論に近いものだと思っていたので、哲学もどこまでも論理的だ、と聞いて、非常に意外に思ったことを覚えています。ただ、最近、岡先生のことを少し調べてみたところ、実はもっと深くかつ柔らかいイメージを持たれていたことが分かりました。


岡自身によれば、岡は「純粋な日本人」であり、日本人として持っている「情緒」に基づいて、その数学的世界を創造した。岡はこのような自身の体験に基づいた随筆をいくつか書いていて、一般にはむしろそちらの方でよく知られている。

三高時代、岡は友人に対し「僕は論理も計算もない数学をやってみたい」と語っている。岡の考えでは論理や計算は数学の本体ではなく、表面的なことを追うだけでは答えが見えてこないと思っていた。この見えざる数学の本体に迫ることと、仏教的叡智や情緒の探求は岡にとって表裏一体であったと考えられる。

引用元:Wikipedia『岡潔』より https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E6%BD%94




現在、すべての学問の頂点にあるのが数学と言われています。それは、目で見て観察できることを基準とする物理学で証明しきれない部分を、概念知識である数学(数式)によって解き明かせるから。

例えば、ヒモ理論のヒモ、やM理論の膜といった概念は、実際には観察した結果としての存在は実証はされていないけれど、数式や計算上ではつじつまが合う、という段階にあります。

つまり、現実的に観察できていなくても、数式で理論上証明できていれば、あとは実証を待つばかり、と言うことですね。近年、すべての光を吸収してしまうため観測は難しいとされていたブラックホールが観測(撮影)された、というニュースもとても大きく取り上げられていました。

哲学は言葉による概念によって、数学は数字による概念によって、この世の理(ことわり)を明らかにしようとする学問。どちらも西洋から来たものですが、この記事を読むと、

岡先生は、数学と哲学を表で、その裏に仏教を見ていたのかもしれません。

令和哲学は、0=∞=1というシンプルな数式で、仏教の世界と、数学の世界をシンプルに説明する概念でもあります。

さらに、令和哲学では、様々な西洋哲学も、そのシンプルな概念から解析し、歴史上の哲学者たちが何を、どこまで伝えようとしていたのかを、非常に分かりやすく解説しています※。

(※詳しくは、nTech Online Univ.に、令和哲学カフェのアーカイブ動画が掲載されていますので、ご興味のある方はご覧ください)

そして、一番重要なのは、今ここで、一瞬前の自分の考えすら手放して、新しく認識を構築することができること。

死生観も超えて、死の恐怖から自由になり、絶対的な安心感からいつも出発できる。

となりの人を愛しく思えること。そして自分自身も愛しく思える。

しかも無理やりではなく(笑)

これが、特定の人、何十年も苦行した果てにたどり着く境地ではなく、いまはたったの3日間で、到達できてしまう、そこまで体系化できています。

岡先生が探求し、目指されていた境地も、そんな境地だったのではないかと思います。

ひとりひとりが、心の底から安心して、∞の可能性を存分に発揮できる教育であり哲学を、日本から世界に発信する準備は、すでにできています。

◆意識をアップデートする|令和哲学カフェ



◆令和哲学カフェ|第二期の様子はコチラ

https://youtu.be/b98ah5R9SKI




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お家時間を満喫するには?

コロナ禍の中、2年目の今年のゴールデンウイーク、みなさんはどう過ごしましたか?

今年も、ステイホームが叫ばれ、多くの方が、外出せずに大人しくお家で過ごすことを選択されていたのではないかと思います。私もその一人。外出は、最小限にとどめました。

でも、家にずっといることは、ぶっちゃけかなり苦痛ですよね・・・

同じ景色、同じ人、同じTV、とにかく刺激がたりない。

しかも、無駄にイライラしてくる・・・

なぜ、こんなに退屈になったりイライラしてしまうのでしょうか?

我慢強くないから?努力が足りないから?気分転換が下手だから??

そんな風に自分を責めたりしていませんか?


実は、この退屈やイライラ、あなたに原因があるわけではないのです。

では何が原因なのでしょう?


令和哲学・nTechでは、人間の脳の仕組みにその原因がある、と言っています。

人間の脳は、誰にでも共通する、ある特徴を持っています。

その特徴が働いて、その結果、あっという間に「マンネリする」という結果を引き起こしてしまうのです。

初めての景色、初めての人、初めての面白いTV番組に出会えば、勝手にドキドキ・ワクワクしますよね!

でも、毎日毎日、何度も出会って慣れてしまうと、なぜか、どんどんつまらなくなってしまう。あー、またか、と思ってしまう。

そんな風に訪れるマンネリ現象。


では、そんなマンネリ化を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?


いつも初めて出会うかのような、新鮮な気持ち・イメージで出会うことができるためには?


それができるように案内するのが、令和哲学・nTechで伝えている「オールゼロ化」技術でもあります。

オールゼロ化技術は、今ここに使う技術です。

脳内に一度インストールされてしまったイメージを消すことができる技術は、これまでどこにもありませんでした。

今ここオールゼロ化できる技術は、人間関係だけではなく、人間の機能や生き方そのものを大きく変える技術でもあります。

ステイホームの退屈やイライラ、マンネリに苦しむこともなくなり、いつも真っ白い紙に、新しく自由に絵を描くように、まっさらな気持ちで出会いや出来事を楽しむことができるようになったら、どうでしょう?

そんな風に、日常に使える哲学、とても身近な哲学が、令和哲学です。

平日毎晩インターネットで気軽に無料で視聴できる令和哲学カフェは、始まってからもう1年。

哲学的なアプローチは、最初は良く分からないかもしれませんが、聞き続けると、少しずつ輪郭が見えてくる、という方もいらっしゃいます。

手っ取り早く概要を知るには、動画で学べるnOU(nTech Online Univ. エヌテック オンライン ユニバーシティ)もおススメです。

ご自身の課題と具体的につなげて整理したい方は、ぜひ、そらまめのセッションをお試しください。

オールゼロ化技術で、ステイホームの退屈、人生のマンネリを卒業しましょう!

●令和哲学カフェはこちらから。



●nOU(nTech Online Univ. エヌテック オンライン ユニバーシティ)はこちら




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AIは過去、人間は未来。

2021年になって、1月も今日で最終日です。

令和3年ですね。そして2回目の緊急事態宣言中の神奈川県です。

大変遅ればせながらではありますが、今年もどうぞよろしくお願いします。

陰陽五行でいうと、今年は、冬の午前二時。

一番寒い時だそうです。

一番寒い真夜中は、外に出歩いて活動しませんよね。

自然と中に向かう、内面に向かう、そんなタイミングだそうです。


さてさて、今日のタイトル『AIは過去、人間は未来』について書きたいと思います。

昨年は、令和哲学カフェをオンラインで毎晩見ながら、今までの人生で全く縁のなかった西洋哲学を聞きかじることができました。

AIが人間の知能を超える未来が叫ばれるようになったことに加えて、昨年はコロナ禍が起こり、人間とは何なのか?どう生きたらよいのか?という哲学的な問いに、多くの人が向き合いやすくなった、というより向き合わざるをえなくなった気がします。

令和哲学では、コロナに対しても、AIが台頭する時代の人間の生き方についても、明確に解決策や方向性を示していますが、

一言で言ってしまえば、今まで人間が蓄積してきた認識すべてを、オールゼロ化して、まったく新しいところから始めることできるのは、人間にしかできない特権です。

つまり、コンピューターは、一番シンプルに言ってしまえば、0と1の組み合わせで成り立っていますが、逆にいえば、0と1がないと成り立たない世界です。

この、0と1さえも生みだす何か、そこが認識できるのは人間にしかできないこと。

だからこそ、人間とコンピューターは、役割分担ができる、といえます。

0と1の組み合わせは、すでに有る何かが蓄積して生まれた様々なもの。例えばビックデータやプログラム等々。すでに有る、ということは、もう過去のものです。

すでに有る、にたいして、まだどこにもない、これから生まれるものは未来です。

何もない所から、全く新しく何かを生み出す。それが人間がやる仕事です。

0と1でこれまで誰も現わしたことがなかったものを、0と1が生まれる前の何もないところから、全く新しく生み出す。

生れた後はAIの仕事、生み出すのは人間の仕事。

過去はAIに任せて、人間は未来を創る。

それが、AIと人間の役割分担です。

重要なのは、この、人間にしかできない認識「0と1さえも生みだす何か、そこを認識すること」そして「何もないところから、今ここが成り立つ仕組みを理解すること」が、どうしたらできるのか、ということです。

これは、1996年からこれまでの研究開発により、nTech(認識技術)で可能になっています。

nTechを使って、人は、AIにはできない仕事、未来を創る仕事ができます。


宗教は信じることからスタート、哲学は疑うことからスタート。

疑っても疑っても疑い切れない哲学、令和哲学を土台にした新しい技術、nTechを活用して、日本が新しい人間のプレートをつくる役割を担うこと。そのことに、多くの人が納得して共感して、一緒に未来を創る仕事に取り組める日が来ますように。

フッサールと令和哲学

令和哲学カフェでは、昨日までの5回、フッサールを取り上げていました。

フッサールって誰??

くらいの素人状態からのスタートでしたが、令和哲学カフェでおなじみの「ビンと鳥」を使って、今回もまた鮮やかでシンプルな解説。

現象学、といえば、難解で有名だそうですが、なぜそれが難解だったのか、

エポケとは?超越的還元とは?なにを意味しているのか?

更には、デカルトの名言「われ思うゆえにわれあり」の新解釈等、非常に興味深く、今ここと繋がる解説に、哲学への理解と、先人の切り開いてきた哲学的蓄積の脈絡に

改めて聞き入りました。

「哲学は、それまでの全ての概念を否定して、新しい概念をうちたてるもの」

だそうです。

但し、それまでの概念を否定はするけれど、既存の概念は、新しい概念の一部分として包含される、というのが、新しい哲学となれる条件だと感じます。

令和哲学カフェでは、西洋の哲学者の探究の脈絡が、「ビンと鳥」の一枚の絵で、だれが、どこまで哲学的進化を遂げたのか、それを受け継いだ次の哲学者が、どこまで進化させてきたのか、それをシンプルに整理して理解することができます。

今日からはマルクス。

共産主義の元になった思想哲学を創った人、という印象ですが、今日からの5日間もまた、楽しみです!

https://reiwaphilosophy.com/

令和哲学カフェの楽しみ方☆その③

令和哲学カフェは「難しい!!」という声をよく聴きます。

確かに、ただでさえ難しいといわれる「哲学」。

それが、果たして理解できるのか?

そしてさらに、現実でその哲学は使えるのか??生きる上で役に立つのか??

そんなギモンも生まれるかもしれません。

そんな疑問に対して、私は、はっきり

「使えます!」と言い切れます。

さて、その根拠は??


これは、私の実体験に基づくものですが、使えるようになるには、そのものを「理解」すること。これは知識レベルだとしても、ふむふむ、なるほど、という理解。

その次に重要なのが、「自分と繋がって、自分ごとに当てはめて理解」すること。

この2つ目が、めちゃめちゃ重要。

この2つ目ができさえすれば、もうすでに「現実に使えてる」という実感が湧いてるはず。


ではまず、理解のためにクリアすべきこととは?何でしょう。

令和哲学には、

『世界の限界は理解の限界。理解の限界は言語の限界』

という名フレーズがあります。


そう、理解の限界は、言語の限界、なんです。

で、令和哲学の楽しみ方、その③は、ここからが本題。

令和哲学を視聴するとき、日本語で話しているから、「日本語で理解しよう」と当たり前に思いませんか?

これが実は盲点、落とし穴です。

言語の限界については、ヴィトゲンシュタインも言ってますが、そもそも言語の限界も分からずに、言語で疎通しようとするのが間違いの元。

実は、令和哲学カフェの出演者や、もちろん令和哲学者Noh先生は、全く新しい言語「イメージ言語」が土台にあった上で、そのイメージ言語に日本語を当てはめて語っているのです。

なので、イメージ言語を全くしらない方が、自分が理解している日本語ひとつひとつのイメージのみを頼りに、令和哲学カフェで繰り広げられる論理を理解しようとしても

それはなかなか、困難な話なのです。

例えていえば、英語をまったく聞いたことがない人が、英語で話す人を前にしたような状態。

ある意味、どこか部分をとって、知っている単語としてキャッチして繋ぎ合わせて理解しようとする「空耳アワー※」状態になってしまいます。
※タモリ倶楽部という番組のなかでの企画。今もあるのかな?外国の歌(ハードロック等)の一部分の歌詞が、日本語に聞こえてそれを愉しむ企画。

このイメージ言語、一度理解してしまえば、めっちゃ使える、恐ろしいほど使える言語です。

なにせ、絶対世界と相対世界の関係性はわかるし、過去の哲学者が、どこまで何を理解していたかも見えてくるし、なにより、自分がよくわかる。全体がよく分かる。宇宙がどこから、どのように生まれて、自分が今どのポジションにいて、現実がどんな風に成り立っているかも、本当にシンプルに見えるようになってしまう。

訳が分からない→訳が分かる!

そして、Noh先生を中心とした日本人の仲間の25年に渡る研究開発によって、いまではこのイメージ言語が、3日で理解できるようにカリキュラム化されています。

ぜひ、イメージ言語を理解した上で、令和哲学カフェ見てみて下さい。

今の1000倍、いやそれ以上、楽しくなること、請け合いです。


というわけで、今日お伝えする令和哲学カフェの楽しみ方は、

その③ イメージ言語を学んでみる!

令和哲学カフェ、平日毎晩21時~21時半、オンラインで無料開催中です!


https://reiwaphilosophy.com/

9/18~24のテーマは、『ヘーゲルと令和哲学』です。


令和哲学カフェの楽しみ方☆その②

令和哲学カフェで行われているのが、WHT(Widening Heart Technology) というコミュニケーション手法です。

WHTの詳細については、こちらをご覧ください。

https://reiwaphilosophy.com/introduceus/ourmethods/


このWHT、本当に、日本人の「あいまい」で「なんとなく」、そして「ふわっと」「だいたいわかるよね」「察する」が当たり前なコミュニケーション文化に、令和哲学者からの鋭いツッコミ(質問)が入り、

その質問を通して

びっくりしたり、衝撃を受けたり、むむむ!!???となったりするのと同時に、今まで見えていなかった新しい世界が開く、そんな驚きの技術です。

ぜひ、実際に体験してみて下さい!!

初めての方は、まずは視聴しながら、何が起こるか体感して頂くことをおススメします!

そんなWHTですが、昨日はまた、新しい気づきがあったので、書いてみたいと思います。

ここ最近の令和哲学カフェのテーマは「尊厳」ですが、ここに対して、昨日は令和哲学者Noh Jesu先生より、以下の質問が5人の出演者に投げ掛けられました。

「尊厳で生きるとは、どういうことですか?」

そこに対して、5人の出演者は、短い言葉で一人一人の意見を語りました。

その一つ一つも、とても深い内容でしたが、もっと驚いたのはその後。

Noh先生は、先週の5人の「尊厳」に対する意見と、今回の意見に、微妙な違いがあることを感じ取り、その変化が起こった背景を質問していったのです。

そこで出てきたのは、5人それぞれの、この数日間で起こった大きな変化でした。

その様子をみて感じたのは、

ひとつひとつの言葉に込められた、些細な成長を感じ取り、その背景を表現させることを通して、それをアウトプットした本人が一番、自分自身の中に変化が起こり、確実に成長していることを認識し、実感できるんじゃないだろうか、ということでした。

非常に自然に、各自の主体的な変化を促す、すばらしいプロセスだと、今回のWHTを見ながら感じた次第です。

その後の様々なやりとりも通して、最後に感じたことは、

「これは、現代版の禅問答なのかもしれない」

かつてお寺では、和尚さんと弟子が、質問と答えを通して、真理を学び、悟っていく、そんなプロセスが「禅問答」だったんじゃないかと思います。

WHTでは、質問と答えを通して、コミュニケーションのパターンに気付くだけではなく、

カント哲学でいう「認識主体の開発」が行われていく、そんな技術でもあると、そんな風に感じました。

令和哲学カフェ、繰り返し見れば見るほど、見方も深まり、どんどん楽しみ方も開発されていきます!

というわけで、今日お伝えする令和哲学カフェの楽しみ方は、

その② WHTに注目してみる!

令和哲学カフェ、平日毎晩21時~21時半、オンラインで無料開催中です!

https://reiwaphilosophy.com/