今日は、絵本のレビューを書きます。
読んでいて、100万回生きたねこ、を思い出しました。
あべ 弘士さんの絵は、迫力ありますね!
確か、北海道の旭山動物園に勤めていて、その後絵本作家になられたと聞きました。
ライオンと小鳥の、生まれ変わり生まれ変わり、そして出会う物語り。
私たちが普段何気なく出会っている、なぜか気になるその「何か」そして「誰か」は、昔々、自分がライオンだったときに再会を誓い合った小鳥、なのかもしれません。
時代を超えて生まれ変わり、何度も出会いを繰り返す映画がありました。
今ここは、一瞬だけど、永遠。何度も何度もであっている。約束を果たすために。
そんな不思議な気持ちになります。
どこまでも、深くイメージがつながっていく。
絵本、大好きです。
文: 石井 睦美
絵: あべ 弘士
出版社: アリス館