こんにちは。空豆です。このブログを読んでくださって、ありがとうございます。
突然ですが、私のビジョンは、否定や怒りのない、優しく安心できる社会・関係性をつくることです。
そのために、ゆるがない安心感を手にれる道を案内する「安心トランスフォーメーションメソッド」を開発・提供しています。
なぜ私が、これをやろうと思ったのか?
それは私の幼少期に遡ります。
幼少期の私は、母に怒られた記憶しかないくらい、厳しい母のもとで育ちました。
一番強く記憶に残っているのが小川事件です。
それは4~5歳の頃でしょうか、
家の裏にあった小さな川に落ちてしまったときのことです。
幸い、近くにいた祖父に助けられたのですが、母からは激怒され、
ずぶ濡れのまま玄関先に立たされた、という出来事がありました。
その時、着ていた洋服も覚えているくらい、鮮明な記憶です。
川に落ちた恐怖よりも、母に怒鳴られたことの方が強く記憶に残っているくらい、ひどいショックを受けました。
この時、私は、溺れずに助かったというのに、喜ぶどころか激怒する母に恐怖を感じるのと同時に
「母にとって私は、いらない存在、生まれてこない方がよかった邪魔な人間なんだ」と感じました。
人を怒らせると、恐怖と共に耐えられない心の痛みを経験することを覚えた私は、
とにかく母を怒らせないように、とても慎重に気を付けて「良い子」を全うするようになりました。
でも、怒らせないようにと必死に考えてやったことが逆に裏目に出て、さらにひどく怒られる、といったことを繰り返し経験し、
その結果、私は常に、その後の人間関係において
「相手を怒らせないように常に慎重にふるまわないとならない。でも、どんなに気を付けても最終的には、結局怒られ否定され、自分はこの世界に必要のない存在だと思い知らされる」
そんな、世の中や人生・人に対する終わらない恐怖と、絶望的なあきらめに似た感情に、無意識的にずっと苦しめられてきました。
これは学校生活・社会人生活で、非常にプラスに働く側面も多くありました。
絶対に怒らせないように人間関係をつくるため、表面上はそつなく見える私は、「上司にも部下にも同僚にも、人当たりがよく信頼できる良い人」と評価されました。
さらに、怒られないよう何事も先回りして考える習慣がついていたため、人より早くかつ細かいことにもいろいろ気が付くので「慎重で漏れがない完璧な業務スタイル」はサラリーマン生活では、さらに信頼され評価される要素になりました。
でも、実際は、人間関係でも仕事でも、心の中はいつも緊張状態で、完璧にこなしているつもりでも、不慮の事故の様に、たまに起こってしまう失敗や叱責に対するショックや落ち込みは、年々ひどくなる一方でした。
次、もしショックなことが起こったら、私は一体、立ち直れるんだろうか?
本気で自殺したくなるんじゃないだろうか?
と、そこまで心配するようになっていた時です。
nTech(エヌテック)という、認識を変化させる技術に出会いました。
その出会いによって、人生で初めて、心の底からの安心感というものを得ることができました。
それは、nTechによって、認識のオールゼロ化が起こったからです。
もう少し詳しく言えば、人間共通の脳の仕組みと心の働きを知り、その仕組みに沿って自身の認識アルゴリズムが今ここどのように働いているのか、その全体像が見えました。そして、それまでの認識をオールリセットして、新しい認識をゼロ状態からどのように形成すればよいか、もわかり、
そもそも、あの小川事件のときに、「母に怒られ、母にとって自分はいらない人間だ」と思ってしまった、そのこと自体が、
幼かった私が、ひとりで勝手にそう思いこんでしまった「私独自の解析(リテラシー)だった」ということがはっきりと理解・納得できたからです。それによって、私の認識のベースは、恐怖から安心へと大きくシフトしました。
さらに、今ここで自身の認識がゼロになりさえすれば、どんな相手であっても「100%理解できる」ことに確信を持つことができ、
その結果、それまで、相手に怒られないようにと、ただただ必死で頑張り続けた私の人生は終わりを告げ、代わりに、相手を理解し、相手に寄り添いながら一緒に問題を解決していく、そんな人生へと大きく変化しました。
そうなったことで、その後はさらに1:1の信頼関係をベースに、数人~数十人、さらに百人規模の様々なプロジェクトのマネジメントも任されるようになりました。
これは、とかくズレてしまいがちな、リーダー(経営者)の思いと、社員の思い、その双方に寄り添い、両者の「間の役割」をするマネジメントを行うことで、お互いの疎通が円滑な状態をキープでき、プロジェクト全体を安定して目標達成(納期や成果物、達成感も含めて)に導くことが可能になったためです。
そんな私が今、この「安心トランスフォーメーションメソッド」を提供しているのは、
かつての私と同じように、「人に怒られることに何よりも強いストレスを感じ、その結果、どうしても相手に合わせて頑張り続ける人生になってしまう。でも、そんな人生は終わらせて、心の底から安心して信頼できる関係性を自分からつくれるようになりたい。でもその道がわからない・・・。」そんな人に向けて、
あきらめなくていい、絶対的な安心感から常に始めることができる道がある、と伝えたいと思ったからです。
そんな私が、今後やりたいことは、言いたいことが何でも言えてかつ、怒りや恐怖・否定が存在しない、二度と傷つけあうことができない笑いにあふれた優しく、温かい絶対的な安心感を土台に、お互いがお互いを全力で応援し合えるつながりを広げていくことです。
興味のある方、気になる方は、まずはぜひ、空豆が主催する各種イベントやワークショップにお越しいただくか、お試しセッションをお気軽にご利用ください。
お会いできることを楽しみにしています。