愛情を注ぐだけでは防げないこと。

このブログを読んでくれている30代女子の中には、もう既にお子さんのいるお母さんもいらっしゃるかと思います。

今日は、そんな若いママたちに、ぜひ読んでもらいたい話題です。

 


 

先日、ふと気になって、TEDで流れていた「コロンバイン高校銃乱射犯の母親」のプレゼンテーション動画をみました。

 

先頃、アメリカ、ラスベガスでの銃乱射で過去最高の被害者がでた事件が、気になっていたからかもしれません。

そこで語られた内容は、事前に予想した、謝罪、母親としての反省の弁などという、ありきたりなものではありませんでした。

とても恐ろしいことだと感じたのは、

 

このお母さんが、本当に子どもを愛し、大切に育てていた、ということ。

 

良い母親だったか、悪い母親だったか、といえば、きっと明らかに、良い母親だったと分類されるお母さんだったのではないか、ということ。

そして、息子がそのような事件を起こしそして自殺するという、その予兆が、みじんも感じられなかったのだということです。

 

つまり、どんなに愛情を注いだとしても、それだけでは、このような事件は防げないのだ、ということを、彼女は訴えていたのです。

 

そこには、外見ではわからない「脳の健康状態」が大きく関わっていると。

 


 

私たちは、誰もが、精神的に参ってしまったとき、自分で自分をコントロールすることがとても難しくなります。

 

精神的に参っていなくても、

 

なぜ、今、この考えが湧いてくるのか、

 

なぜ、今、この感情が出てきてしまうのか、

 

それがすべてわかって、コントロールできるという人が、どのくらいいるでしょうか。

 

「恐怖、怒り、失望感を 常に感じながら 診断も治療も受けていない人が 大勢いるのです。

患者の行動が危機に達して初めて 注目されるという場合がほとんどです。」

 

そう、彼女は伝えていました。

 

 

脳の健康状態は、外見では本当に分かりにくいものです。

 

私の友人にも、親友の自殺を防げなかったことを、今でも、とても後悔している、と話してくれた人がいます。しかも、そういった経験をした友人は、一人だけではありません。

 

そのぐらい、身近な人でさえ分からないこと、それが「脳の健康状態」なのです。


 

認識技術は、実は、その前提として、人間は誰もが等しく「認識疾患」を患っている、と伝えています。

 

人間の脳には、どんな人であっても、初期設定された「機能的限界」があるのです。

 

その認識における機能的限界が、脳の健康状態と深く関わっています。

 

 

まずは、その、脳の機能的限界を知ること、

 

そしてその限界を補う、新しい認識方式をマスターすることで、

 

このような悲しい事件は必ずなくなり、

 

被害者も加害者も、そしてその家族も含めてたくさんの人が

 

想像を超える苦しみを味わうような

 

そんな時代は終わらせることができる、

 

そう確信するからこそ、私は、この認識技術をたくさんの方に、たくさんのお母さん達に、知っていただきたいと思っています。

 

 

スー・クレボルド: 息子はコロンバイン高校乱射犯──母として、私の伝えたいこと

 

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