台風がいくつか去って、ようやく爽やかな秋晴れの季節になりました。
あっという間に9月も末。気が付けば、今年もあと3か月余りです。
さてさて、今日は、「エリート」について考えてみたいと思います。
今までのエリート通用しない時代になっている・・・
そんな話が、そこここで聞かれるようになりました。
『ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち』(ピョートル・フェリクス・グジバチ著、大和書房)の著者は、ポーランドで生まれ、ドイツ、オランダ、アメリカで暮らしたあと、2000年に来日したという人物。
モルガン・スタンレーなどを経て入社したグーグルではアジアパシフィックでのピープルディベロップメントを担当したのち、グローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍。日本在住17年となる現在は、独立して2社を経営しているそうです。
https://www.lifehacker.jp/2018/03/book_to_read_google.html
この本、今、話題だそうですね。
既存のエリートの終焉。
先日、超エリートがそろう某シンクタンクに勤めている女性から、かなりアウトなパワハラ行為目撃したと耳にしました。
それは・・・
『たくさんの社員が聞いている職場で、1時間も部下を罵倒し続ける上司』
バブルの時代には、結構あった話かもしれません。でも、1時間はさすがに長いなあと思います。
おそらく、その超エリート氏は、常々、各方面に対してソツなく完璧かつ冷静に、そのIQの高い頭脳を駆使して対処してきた中で、たまっていた様々なものが、予想外の事態に直面して「怒り」という感情となって、爆発してしまったんじゃないかと・・・
これは、勝手な分析ではありますが、最近、「ハラスメント」に関連したドラマも多く放送されていて、もちろんドラマですから、デフォルメしてあるとは思いますが、それを見て感じることは多くあります。
いわゆるコンプライアンスに関する社内教育も受ける中、「あれもしたらダメ、これもしたらダメ」と思えば思うほど、一体、部下とどうコミュニケーションをとったらいいのか分からなくなってしまう管理職はどんどん増えているんじゃないかと。
そして、自分の中では最善を尽くして部下と接しているつもりでも、どうコミュニケーションをとったらよいか分からないために、その思いを伝える方法もなく、
ある日突然、「辞めます」なんて言われた日には
「どれだけお前のことを考えて今まで接してきたか、分かってるのか―!!」
と、叫びたくなる上司もいるのかもしれません。
部下からしたら、きっと、そんなこと言われてもあまりに唐突すぎて、目が点になり
「いえいえ、まったくわかりません」
としか言えない世界なんですが・・・
とにかく、どんなエリートも、既存のやり方では、部下とのコミュニケーションひとつ、上手く行かない。そんな時代が、今この時代、なんだと思います。
AIが人間を代替する、そんなことが、なんとなくな危機感から、数年であっという間に常識に変わりつつある今、人間そのものの変化が、以前よりも鮮明に求められているように感じます。
以下は、前出の本の紹介ページで書かれている文章です。
著者が訴えたいのは、自分がいま当たり前だと思っている世界は、まったく当たり前ではないということ。変化は突然やってくるもので、それを止めることも避けることもできないのだから、変化を受け入れ、乗りこなし、楽しむ必要があるということです。
https://www.lifehacker.jp/2018/03/book_to_read_google.html
人間にとって、今、必要な変化とは何なのか?
何から、どのように変化を起こしたら、希望の未来を創造できるのか?
私は、そのキーワードが「令和」の2文字に込められていると思います。
それが、どういう意味なのか、知りたい方、そして、
ニューエリートの時代を、一緒に創っていくことを「面白そう!!」と感じる方は、↓おススメです!
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