先日の【前編】では、認識技術がどんな技術であるか、0=∞=1とは一体、何なのか?を中心に書いてみました。
今日は、それをマスターするとどうなるの??
ということを書いてみたいと思います。
先日、Noh Jesu氏と日本人で認識技術を教えている講師との対談があり、新宿まで行ってきましたが、
その会場で参加者から出た質問が、まさにこれでした。
私も、様々な効果があると思っていますが、日本人講師が語っていた効果に「なるほど、確かに」と共感するものがあったので、
こちらでも共有したいと思います。
それは、
「相手に対して、ジャッジをしなくなる」
でした。
つまり、相手の話を、勝手に良かれと思って決めつけるわけでも
無理して合わせるわけでもなく
そのまんま、相手のイメージした通りに
受け取れるようになること。
これ、実は、脳の機能をもって生まれたら、あり得ないこと。といえます。
なぜなら、
脳の仕事は、始めから、分けて認識すること、だからです。
このことは、また別の機会に詳しく触れたいと思いますが、
脳は、分けて、違いを認識して判断するのが仕事なので、
「ジャッジしなくなる」
と簡単に言いますが、実はあり得ないこと、といえるのです。
脳が自然にやってしまうこと、決してあらがえないことを、自らの意志でストップできる、そんな方法があるとしたら、どうでしょう?
今まで、決して終わらなかった、戦争さえも終わらせられる。
そう言えてしまうのも、納得して頂けるんじゃないかと思います。
先日、人間がどういうプロセスで言語を習得していくのか、その研究結果を聞く機会がありました。
東大で研究している女性の先生が発表してくださったのですが、
興味深かったのは、
「母語(母国語)以外も精密かつ繊細に聞き分け」ることができるのが、生れてから6カ月くらいまでだそうです。
微妙な母音の違いや、赤ちゃんがあまり聞いたことがなさそうな外国語の子音の微妙な違い、
まだ話せない赤ちゃんが、それを見事に聞き分けていました。
そして、1歳以降からは、母語に特化して聞き分けが進むようですが、
これを通して言えることは、赤ちゃんは生まれたてほど、「違いを細かく、そして広範囲で認識できる」ということ。
つまり、脳は、生まれた瞬間から、精密に分けて認識している、それがあたりまえかつ一番得意な仕事、といえます。
そんな、生まれたときから当たり前の機能を、ストップできるようになる、それが
0=∞=1をマスターする効果、つまり認識技術によって得られる効果です。
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