先日、「がーまるちょば」というグループのパントマイムをTVでみました。
ご存知の方も多いのかな?
彼らは、色々な国でステージに立ち、国際的に活躍する人気のあるアーティストだそうです。
「が~まるちょば」とは、ジョージア語で「こんにちは」の意味。
言葉や文化を超えたパフォーマンスが高く評価され、”世界が認めたアーティスト”として
これまでに30ヶ国を超える国々のフェスティバルなどから招待され、その数は200以上にのぼる。(http://www.gamarjobat.com/jp/profile.htmlより)
彼らのパントマイムをみていて、感じたことを、今日は書いてみたいと思います。
それは、
「言葉に頼らず、表現してみる」
ということ。
彼らが様々な国でパフォーマンスして、同じように笑いをとれたり評価されるのは、ある意味、「言葉ではない表現方法」で表現しているから、とも言えます。
普段、私たちは、「言葉」を頼りに表現することがほとんどです。
でも、実は、言葉に頼りすぎているんじゃないか??
と、彼らを見ていて気付かせてもらいました。
例えば、「好き」という表現。
言葉以外の方法でそれを伝えようとしたとき、あなたはどんな表現をしますか?
実は、その方が、言葉で表現する以上のことが伝わるんじゃないか、そんな風に思いませんか?
そう思ったときに、言葉に頼らずに、伝えたいことを表現し合ってみる、そんなことをワークショップ形式でやってみるのも面白そうだなあと思いました。
たくさんの気づきや発見が生まれそうです。
言葉は、人間が人間である所以、といってもよいくらい、人間が発明した、最高の道具です。
聖書にも「最初に言葉があった」と書かれているのは有名な話。
ただ、言葉は便利だけれど、実は、単語ひとつに対するイメージは、一人一人バラバラです。
例えば「唐辛子」という言葉。
今、どんなイメージが浮かびましたか??
青い唐辛子、赤い唐辛子、舌が痛くなる感じ?、汗だくのゴルゴの顔?(←有吉ゼミ見てる方なら分かるかと・・・笑)
こんな風に、言葉ひとつとっても、イメージがバラバラ。
その言葉を土台になりたっている(っぽくみえる)私たちの日頃のコミュニケーションは、どうなりそうでしょう??
そんなことを、分かりやすく解説している動画がありますのでご紹介しますね。
認識技術(nTech)でいっている「観点」の問題とも、深く関わっています。