令和哲学カフェの楽しみ方☆その②

令和哲学カフェで行われているのが、WHT(Widening Heart Technology) というコミュニケーション手法です。

WHTの詳細については、こちらをご覧ください。

https://reiwaphilosophy.com/introduceus/ourmethods/


このWHT、本当に、日本人の「あいまい」で「なんとなく」、そして「ふわっと」「だいたいわかるよね」「察する」が当たり前なコミュニケーション文化に、令和哲学者からの鋭いツッコミ(質問)が入り、

その質問を通して

びっくりしたり、衝撃を受けたり、むむむ!!???となったりするのと同時に、今まで見えていなかった新しい世界が開く、そんな驚きの技術です。

ぜひ、実際に体験してみて下さい!!

初めての方は、まずは視聴しながら、何が起こるか体感して頂くことをおススメします!

そんなWHTですが、昨日はまた、新しい気づきがあったので、書いてみたいと思います。

ここ最近の令和哲学カフェのテーマは「尊厳」ですが、ここに対して、昨日は令和哲学者Noh Jesu先生より、以下の質問が5人の出演者に投げ掛けられました。

「尊厳で生きるとは、どういうことですか?」

そこに対して、5人の出演者は、短い言葉で一人一人の意見を語りました。

その一つ一つも、とても深い内容でしたが、もっと驚いたのはその後。

Noh先生は、先週の5人の「尊厳」に対する意見と、今回の意見に、微妙な違いがあることを感じ取り、その変化が起こった背景を質問していったのです。

そこで出てきたのは、5人それぞれの、この数日間で起こった大きな変化でした。

その様子をみて感じたのは、

ひとつひとつの言葉に込められた、些細な成長を感じ取り、その背景を表現させることを通して、それをアウトプットした本人が一番、自分自身の中に変化が起こり、確実に成長していることを認識し、実感できるんじゃないだろうか、ということでした。

非常に自然に、各自の主体的な変化を促す、すばらしいプロセスだと、今回のWHTを見ながら感じた次第です。

その後の様々なやりとりも通して、最後に感じたことは、

「これは、現代版の禅問答なのかもしれない」

かつてお寺では、和尚さんと弟子が、質問と答えを通して、真理を学び、悟っていく、そんなプロセスが「禅問答」だったんじゃないかと思います。

WHTでは、質問と答えを通して、コミュニケーションのパターンに気付くだけではなく、

カント哲学でいう「認識主体の開発」が行われていく、そんな技術でもあると、そんな風に感じました。

令和哲学カフェ、繰り返し見れば見るほど、見方も深まり、どんどん楽しみ方も開発されていきます!

というわけで、今日お伝えする令和哲学カフェの楽しみ方は、

その② WHTに注目してみる!

令和哲学カフェ、平日毎晩21時~21時半、オンラインで無料開催中です!

https://reiwaphilosophy.com/

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