今日は、悩みがうまれる原因について、書いてみたいと思います。
このブログでも、30代や40代の女性の悩みをご紹介してきましたが、私たちの頭の中には日々、いろいろな悩みが生れたり、消えたりします。
ひとつの悩みが解決したと思ったら、しばらくすると、また別の悩みが生れたり、
別の悩みと思っていたら、あれ?なんだか以前と同じことで悩んでる?私?
と気が付いたり。
人生は、そんな風に、次から次へと悩みが襲ってくる、そんなもんでしょ。
とあきらめの境地になったり。
私も、以前は、そんな「悩み」に明け暮れる日々を過ごしていました。
では、そもそも、この「終わりなく悩みが生まれる原因」とはなんでしょう?
悩み、というものは、シンプルに考えれば
【理想と現実のギャップ】
と言えます。
「こんなはずじゃない!」
と思うのも、「理想の状態」のイメージがあればこそ。
もしも、今が最高!といつも思っていれば「こんなはずじゃない」という言葉自体、うまれてきませんよね?
となりの芝生は青い。という言葉にもあるように、理想はそっち(隣の芝生)だ、ここにはない、と思ってしまう。
ここまで読んでみて、どうでしょうか。
そうかそうか。「となりの芝生は青い。」ついうっかり思っちゃったな。自分の芝生、自分の足元の幸せを、ちゃんと認識しよう!そんな風に思った方もいますよね。
でも、そう頭では分かっていても、なかなかやっぱり、自分の足元を幸せと、100%思えないのが私達人間です。
今ここ、今おかれている状況そのものを、丸ごと全肯定できたら、それはそれはいつも満たされている状態になれるし、スッキリしそう。でも、そんな方法、一体あるんだろうか?
そう思われる方がほとんどじゃないかと思います。
では、どうしたらよいのでしょうか?
この現実は相対世界。かならず「2つ」があります。
例えば、理想と現実。これも相対する2つ。
つまり、理想と現実のはざまをさまようよう、つまり理想と現実を行ったり来たりするように、そもそもできているのが、相対世界。
つまり、相対するものを一つにできない限り、この行ったり来たりは終わりません。
そのためには、まず、この相対世界が生まれる前、もともと「2」でなく「1」だった、その出発にもどることです。
出発に戻るための一番大切な第一歩。それは、今まで人間が当たり前に使ってきた「脳」、実は、この脳機能に、そもそも限界があったことを知ること。
悩みの根本原因を発見できることが、悩みをオールクリアするスタートになります。