哲学なきデジタル化の未来とは?

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昨日は、デジタル庁の発足と、Dignity2.0国際カンファレンスについて書きました。

今日は、哲学なきデジタル化がどのような方向に向かっていくか、そこについて、少し考えてみたいと思います。

今から5~6年ほど前から、2045年に科学技術はシンギュラリティ(技術的特異点)※を迎えることや、AI時代は人間の仕事がなくなり、無用者階級が量産されていくことなどが、巷で叫ばれるようになりました。

※シンギュラリティとは?


そしてコロナパンデミックにより、デジタル化は急拡大、テレワークやオンライン会議等が一気に当たり前になりました。

今や、買い物はネット上で、決済はオンラインで、ということも当たり前になって、財布から現金を取る出す機会も減ってきています。

世の中、デジタル化の波です。ただ、このデジタル化、ただ便利さや効率を追求するだけでは、デジタルに明るい人と、苦手な人の格差は開くばかり。特に、年配の方や、デジタルに慣れていない方は「デジタル難民」と呼ばれ、受けられるサービスや特典にも、今後、格差がどんどん広がっていくでしょう。

そして、このデジタル化の波はさらに進み、今以上に格差を生み、最新技術に追い付けない大量のデジタル難民をうみだすことも懸念されます。

では、どうしたら、この格差を是正しながら、日本がデジタル後進国という残念なレッテルを自ら剥がして、コロナパンデミックによる変化にも柔軟に対応可能な未来図を描いていけるでしょうか?



それには、まず、「デジタル化」その一点のみにこだわるのではなく、時代、そして歴史文明まですべてを俯瞰して、今まで一体何が問題だったのか、すべての問題を集約する一点、その「正しい問題意識」を持つこと。それがまず第一歩になると思います。

アインシュタインもかつて、「今までと同じことを反復しながら、違う結果を望むことは危険だ」と言っていたそうです。人間が今までずっと繰り返してきたこと、大きく変化しなければならないその1点とは、いったい何でしょうか?

正しい問題意識に対して、正しい答え(解決策)をもって生きること、考えを走らせる基準をもって生きること、それが哲学を持つことでもあります。

土台に基準となる哲学があれば、このデジタル化の波も、正しくとらえて、正しく対処し、さらにこの波にのりながら、一人ではなく、多くの人たちと波乗りを楽しむことさえ可能となるでしょう。

次回のNohJesuリテラシーマガジン交流会は、26年間、一貫して、これまでの悟りとは次元の違う悟り=21世紀の悟りの体系化と日本の目覚めに取り組んできたNohJesu本人が出演します。ゲームを通して楽しく、この、人間が持つべき「正しい問題意識」について、そして「デジタル哲学」について、さらに日本の役割と使命についても語られるのではと期待しています。

リテラシーマガジン会員でなくても、今回は参加できるそうなので、どうぞお見逃しなく!



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デジタル庁発足と共に
デジタル哲学時代を開闢させる日本文明の挑戦
ー第7回 NohJesu スペシャルオンライン交流会ー
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2021年9月1日に「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を。一人ひとりの多様な幸せを実現するデジタル社会を目指し、世界に誇れる日本の未来を創造します。」というミッションを掲げデジタル庁が発足されました。

全世界がIT化に大きく舵を切る中、「世界デジタル競争力ランキング2020(IMD)」では、日本は前年の23位から4ランク下がった27位になっています。

そして「2025年の壁」という経済産業省が公開しているDXレポートで定義された概念によれば、企業がDXにチャレンジできない状況が続けば、2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生まれる可能性があるといいます。

ただでさえ下り坂にある日本において、このタイミングで社会全体がデジタル化へのスムーズな移行を推進できなければ、その反動は計り知れません。

しかしこのような状況にあっても、令和哲学者Noh Jesuは「デジタル技術時代を超えて、デジタル哲学で全世界を救済できる心文明を出発させるのは唯一無二日本文明しかない」と言い切ります。

そこで今回の「第7回 NohJesu スペシャルオンライン交流会 」では、皆さんと共に「これからの日本が一体何が変われなければならないのか」「なぜ日本がデジタル技術を補完しながらデジタル哲学時代を牽引することができるのか」などについて深めていきたいと思います。

会の構成は、クイズや交流なども取り入れて少しでも楽しめる内容を準備しております!

・このままじゃ日本も自分も、まずいと思う
・もっと世界に誇れる日本になるためにはどうしたらいいんだろう
・デジタル技術を補完するデジタル哲学に興味がある
・令和哲学者Noh Jesuの話を聞いてみたい

といった方々にはおすすめです!

「体人間を心人間に次元上昇させる出発となるのは日本文明しかない」と26年間一貫して言い切り、Japan Mission・Japan Dreamを実践している21世紀悟り人・令和哲学者Noh Jesuとともに「デジタル哲学時代を開闢させる日本文明の挑戦」を深めていきましょう!
※ノ・ジェス紹介動画(https://youtu.be/4cy8dHotK0g

皆さまのご参加をお待ちしております。

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◉開催日時:9月30日(木)19:00〜21:00
◉開催方法:オンライン(Zoom予定)
◉申込み〆切:9/29(水)21:00
◉参加費
・NohJesuリテラシーマガジンメンバーの皆様
・Dignity2.0国際カンファレンス参加申込みの皆様
→参加費:無料
※別途メールにて、申込みURLをお送りしています

・リテラシーマガジン非会員の皆様
→参加費:1500円
→申込みURL:https://peatix.com/event/2903832

デジタル庁の発足と、Dignity2.0国際カンファレンスについて

こんにちは!そらまめです。

前回の更新から、2か月以上がたってしまいました。

この間、もう、この夏はいろいろなことがありすぎて・・・

一つはオリンピック。コロナパンデミックの中での開催を選択した日本。

反対する人も多く、リスクについても叫ばれていた中での日本政府の勇気ある選択。その結果、アスリートたちの姿や、メダルをとった選手の感謝のコメントひとつひとつに、勇気をもらった人、癒された人、若いアスリートの活躍に未来の希望を感じた人も、多かったのではないかと思います。

私も、こんなにオリンピックをしっかり見たのは、小学生の頃以来じゃないか?というくらい、夢中になりました(とくにスケボーにはわくわくしました!)。

パラリンピックも、選手たちの戦う姿、あきらめない粘り強さ、一つのプレーの裏にある日々の蓄積や努力、それを支える人たちの思いやエネルギーを思うと、目が離せなくなりましたし、「We have Wings」このメッセージには、深い意味が込められていることも、同時に感じた期間でした。

そして、季節は秋。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。

いろいろなことが、充実した、実りを迎える季節。

日本では、今月9月1日に「デジタル庁」が発足しましたね。

デジタル庁発足式での、菅首相のコメントを紹介します。

新型コロナ感染症への対応の中、行政サービスや民間におけるデジタル化の遅れが浮き彫りになりました。思い切ってデジタル化を進めなければ、日本を変えることはできない。

これを強力にリードする司令塔が必要である、こうした思いで、デジタル庁の創設を決断いたしました。

デジタル庁発足式を行いました |デジタル庁 (digital.go.jp)




コロナパンデミックが、デジタル後進国と言われる日本のデジタル化を後押しした形ですが、日本の課題が浮き彫りになって、その対策に一気に舵が切られたことは、日本の未来にとって必要な選択だったと感じます。

そして、10月10,11日は、今年から、「デジタルの日」として制定されたそうです。

デジタルの日とは
デジタルの日は、デジタルに触れ、

使い方や楽しみ方を見つける日。
年に一度の、デジタルの記念日です。
実は、今年初めて創設されました。

デジタルの日ホームページ (digital.go.jp)




折しも、10月9.10.11日は、Dignity2.0国際カンファレンスが予定されています。

このカンファレンスの趣旨は、以下の設立趣旨文(一部抜粋)の冒頭にもあるような、以下の問題意識に対する明確な解決策を提示するものです。

Dignity2.0国際カンファレンス設立趣旨文

人工知能(Artificial Intelligence:AI)は第3世代AIの中心である深層学習(Deep Learning)を超え、第4世代へ向かっています。この驚異的な進化は多くの利便性をもたらすと同時に、人間の肉体労働や知的労働を代替し始め、近い将来、大半の人間が無用者になると揶揄されるほど危機的な状況に追い込んでいます。そんな中での新型コロナウィルスの出現は、小さなウイルス1つさえも制圧できないという現代科学の限界を露呈し、世界共通の脅威となりました。健康被害のみならず、経済も瀕死状態に追い込み、心の健康も潰され、鬱や自殺、憤怒による暴力が蔓延するなど歯止めが効かない状態です。

これらの出現が、私たち人類に突き付けている究極の問い、それは『人間の尊厳とはなにか』ではないでしょうか。2045年には科学技術の終焉を迎えると言われ、これまでの時代が幕を閉じようとする中、本格的に心時代の扉を開けて次なるステージに上がるためには、この問いへの答えは避けて通れません。

Dignity 2.0 国際カンファレンス – Dignity 2.0 International Conference




私が2019年、2020年で立ち上げに関わった、マインドームインストラクターという資格制度、そしてnOU(nTech Online Univ. エヌテック オンライン ユニバーシティ)も、このカンファレンスに出展する予定ですが、

いずれも、「意識の作動原理」と「物理の作動原理」と「コンピューターの作動原理」をすべてつなげて、それらの動きのベースとなる源泉の動き、そこから生まれる「デジタルの動き」でシンプルに表すことに成功した認識技術・nTechを土台にしているので、デジタルとは深く関わりがあります。

101011、0と1にこだわって制定されたというデジタルの日ですが、このDignity2.0国際カンファレンスのまさに当日だったという、この偶然にとてもびっくり!しました。

コロナパンデミックが起こり、人と人が直接出会うことが制限されて、この状態がいつまで続くか見通しが立っていないこの時代に、その状態を補っていくためにデジタル化が加速度的に進んでいくことに対して、抵抗感や不安をもったり、そもそもデジタルなんて難しいと感じる方も多いかと思います。

元SE(システムエンジニア)として、かつてコンピューター業界にいた私でさえ、昨今のSNS化の流れやIoT(※1),IoE(※2)の流れにいったいどこまでついていけるんだろうか?と不安になることもあります。

※1:Internet of Things:モノのインターネット。従来インターネットに接続されていなかった様々なモノがインターネット経由で通信すること

※2:Internet of Everything:あらゆる物事のインターネット/すべてのインターネット。モノだけではなくヒトやサービスも含めたすべてがインターネットにつながること


ですが、このデジタル化の波、「何がなんだか分からない」と思えば、ただ漠然と恐れるしかありません。大切なのは、デジタルとはそもそも何なのか、自分自身とつなげて理解できて、「あ、結局すべてが、このシンプルなデジタルの動きで成り立っていたんだ!」とわかれば、「なるほど、そういうことか!」と気づきを蓄積しながら、怖がらずにゲームを楽しむように色々なことを試したり、新しいことに挑戦することも、断然軽やかになるはずです。

これが、様々なデジタル機器や道具を使いこなすことの数十倍、いえ数百倍大事で、しかも安心につながると思います。この、根本原理を知って様々な課題の根本問題にアプローチし、それを「具体的に」解決していく方法について、教育・経済・政治・文化芸術・健康・ライフスタイルといった、様々な角度から提案がなされるのが、このカンファレンスです。

ぜひ、たくさんの方にご来場いただいて、次世代の哲学、学問、そして希望のビジョンに出会っていただけたらと思います。


●Dignity2.0国際カンファレンス2021公式サイトはこちら