むれ

なんだ?むれ?

タイトルが面白くて、読んでみました。

というより、見てみました(笑)

みんなで楽しめる、そんな絵本です。

nTechでは、「脳のクセ」について学びますが、その一つに

違いをとる

というものがあります。

その脳のクセを活用して、ひとつを見つけ出す、その楽しさがありますね。

この脳のクセ、そんな楽しみもありますが、そのクセが、分離や差別を生む、という側面もあります。

違いに対して、どんな意味付け価値づけをするのか。

脳の機能的な限界を知って、脳機能の外にでて、正しく認識する、Thinking Method、大事ですね。

正しく認識すれば、違いはとても貴重で、ただただ美しいことがよく見えてきます。

そして、違いを違いで終わらせず、深く共有・共感したり、融合して更に美しく再創造することも可能になります。

絵本をより深く、広く、楽しむ。

沢山の人と一緒に、そんな時間を過ごしたいものです。


作者は吉本興業の芸人さんだそうですね。

みんなで楽しめる絵本が生まれる理由が分かった気がしました。


むれ

作: ひろた あきら
出版社: KADOKAWA